⑳変化の話

後期に入る前、僕の学科では研究室配属がありました。

僕が選んだ先はただ希望調査がある前から関わることがあったからとかいう、何となくが動機です。

いくつか興味のあるうちの一つではあって、特に決め手がなかったのでというのもあります。

でも最近はその配属先から、良いのかはまだ分からないけどめちゃくちゃ影響されてるなー自分が変化しようとしているなーと思うことが増えました。


ざっくり箇条ぽくまとめると、

研究のお手伝いでたくさんの人と関わることが増えて、先輩や先生の動きを見てると、もっと相手にとって丁寧な接し方を身につけないとな、とか。

授業やらそれに関わるイベント諸々、定期的に行くことがしんどくなって休むこともしばしばあったんですが、「行ってからのことは考えずにまず行くことを当たり前に思ってみて」と言われて、そういう考え方に変えてみたりとか。

今僕が2つの道を悩んでいると言うと、やりたいことをするのはいいけれど、それぞれ将来どういう風に広がるのか、選択肢の数は変わってくるんじゃないと言われて、過去にしたいと思ったことに縛られることは無いなと思ったりとか。

先生が「ここに来たのもこのコース・大学に来たのも、何かの縁でこれからの広がりにつながる」というようなことを仰って、確かにせっかく素敵な巡り合わせだからこれからしたいことを考える時に組み込んでみようとか。

何となく無能感に苛まれていたのは、単にやろうとしている事が想定よりもキャパオーバーしてたからで、実はそこまでどうしようもない人間ではないんじゃ?と思ったり。


人によってはびっくりするほど初歩的なところから意識改革しようとしてるかもしれませんね。

でも僕にとっては、この研究室からは幾分か、人生の基盤になりそうな教えが散らばっているように思います。

何故か素直に聞こうという気持ちにもなりますし。

人よりは人間としての基本的な基準がないのは自覚しているところですから、少しずつでも取り入れたら何か変わるんじゃないかと思う次第です。

社会に踏み出す寸前だからこそ余裕を持って出来る変化かとも思います。

「人間」になれちゃいますね。


ちなみに、まだゼミは始まっていません。

でも毎回のようにひとりの人として見てもらえてる感覚があってとても幸せです。

今日もお手伝いしたんですが、ちょっとしたお喋りで幸せすぎて泣きそうになりました笑 (黒黒と積もってた悩みが溶かされる感覚でした。)

これからは分かりませんが、今のところ人間的に成長できそうと言う面でここに来て良かったなと思います。

これで将来を前向きに考えられるようになって明るいものだと思えたら、その時はうつ状態から解放されているのかもしれません。

楽しみですね。

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