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Redash活用のすゝめ ~分析だけでなくMVPにもなる~

こんにちは!dinii でPMをしている 村上 (Twitter自己紹介記事) です。
この記事を書こうと思って半年が経ってしまいました…

はじめに

diniiでは飲食店向けのモバイルオーダーPOSを提供しています。
LINEミニアプリを活用してお客様IDと飲食店での喫食情報(POSデータ)を紐付けることができます。

ぼくが入社した時点では Redash は使える環境にはなっているが、積極的には活用していない、データ分析・活用もそこまでしていないという状況でした。

今回はスタートアップでよく使われているRedashをdiniiではどのように活用しているかをシェアしたいと思います。
diniiでは分析だけでなく、プロダクトのMVPとしても活用しています。

データ分析・活用が活発に

まずは見てみたいようなデータをひたすら自分がクエリを書いて、誰もが様々なデータを見れるようにしました。(既に80件超のクエリを書いていた…)

また、Redashではクエリパラメーターを使うことで、データをクエリ内で条件をかけることができるので、クエリを書けない人でも画面上部のフィルタをいじることで、求めるデータが見れるようにしています。

これによって、Productチームだけでなく、飲食店のサクセスに向き合っているCSや営業資料に載せるデータがほしいSalesなど、各チームでデータを活用できる状態を実現しています。

さらに、クエリを自分でまだ書けなくても、クエリ上で変更する箇所が分かりやすくしているので、Redash内のクエリをコピペして、そこをいじってクエリ実行もできます。
最近はCSチームなどでもクエリを書いてみようという動きが出てきています!
※Scanned Data Limitを設定できるので、重いクエリを実行してしまう心配もなくて安心

よく見ているデータの一つ

分析だけじゃなくてPM工数だけでMVPができる

※MVP…Minimum Viable Product
diniiの強みであるお客様ID × 自社POSデータを活用して、これまでにできなかった分析ができるので、飲食店様からもこんなデータを見て、店舗改善したい!という要望をいただきます。

通常のプロダクトのリリースフローを待っていると、1ヶ月以上かかってしまいますが、Redashを活用することで、PM工数だけで、スピーディーにMVPを提供しています。

Redashではダッシュボードを外部共有することが可能なので、PMがさっとクエリを書いてダッシュボードのMVPを作って、飲食店様に渡して、すぐに使える & 使用感をヒアリングして、本実装に活かせます。
自動更新も出来るので便利!

クエリパラメーター等のセキュリティ面は気をつけよう

最後に

Redashは簡易的に使えて便利ですし、パラメーターを使えるのでクエリが書けない人でもデータが出せるのが便利です。

ただ、Visualization周りはもう少し良くしたい面もあるので、最近いいという噂を聞く、Metabaseなども試してみたいなと思っています。

まだまだデータ活用を始めたばかりですが、dinii には様々なおもしろいデータが溜まっているので、これらを生かしたSalesやProduct、Customer Successをもっとしていきたいなと思っています。

ぜひデータ活用や飲食店のデータにご興味がある方はお話しましょう〜!
次回はdiniiのデータのおもしろさを紹介できればなと思っています!
「全国1億人超 × diniiならではのお客様IDとPOSデータが紐付いた情報で見える世界」

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