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宇宙で経済活動を行う未来

人類は2021年までに8300もの衛星を宇宙空間にはなってきました。そして、2020年代になり、その大半が商業的な目的になりました。

黄色が民間企業衛星

スペースXは最早誰でも知っている宇宙企業でしょう。しかし、Relativity SpaceSpireは知っている人は少ないかもしれません。実際スペースX以外だと、ブルーオリジンかヴァージンギャラクティックしか知りませんでした。

今回は、それら以外の宇宙企業について調べ定期たいと思います。まず、なぜこのようなことを考えたのか。その源流はこの動画にあります。

スターベースの説明ですが、意外と面白くて宇宙に沼り始めたのです。

そして、Relativity Spaceという企業に出会いました。ここでは、3Dプリンターでロケットを作っており、将来的には火星と地球をこのロケットで行き来することを目指しているようです。まさにスペースXの次代版です。そして、それ以外にも宇宙企業は多くあります。なんといってもこの「Relativity」、つまり相対性理論の「相対性」が企業名に入っているのがおもしろいです。

しかし、宇宙関連の企業はどれも小規模なものはないのも事実です。

Momentusは日本語で勢いという意味ですが、「宇宙経済のインフラを整える」ことを目標にしている企業らしいです。何とも意味不明ですね。この会社はスペースXからロケットを拝借していることでも知られています。

Redwireは2021年に設立されたベンチャー企業で、太陽光発電や宇宙空間での3D印刷などを手掛けています。

Spireは宇宙空間から地球上のデータ分析を行うことを目標にしている企業で、サンフランシスコに拠点を置くガス会社のようです。

BlackSkyは地理空間情報に関するサービスを展開しており、人工知能や機械学習を用いて衛星からの情報を解析する「グローバルモニタリング企業」です。似たようなことをOrbital Insightも行っています。

今回の調査でまだ宇宙産業はあまり理解できていないことが分かりました。

そして今回最も興味深かったのは「宇宙経済」という言葉です。この言葉は主に「宇宙において宇宙のための経済を行う」ことを指しており、地球上ではなく、火星で、月で活動をすることが前提にあることが異なっています。そう考えるととんでもなく途方もない言葉に思えてくるが、それは実現できるのでしょうか。

地球対宇宙経済ならばすでに衛星利用や、情報提供などで存在するモデルですが、宇宙対宇宙の場合その難易度は上昇し、機会を逃せばそれを見ることはないでしょう。

おそらくこの分野が発展するには「時間」をある程度コントロールできる技術や理解が必要かもしれません。なぜなら、宇宙での一時間は地球での7年に相当するほど、感覚が異なるからです。

宇宙には無限の可能性があるとは言いますが、それはあながち間違いではないでしょう。ダイヤモンドでできた星があったり、ブラックホールにクエーサー、パルサーのような現象は非常に興味深いものではあります。しかし、そのような現象が人類にどのように役立つかは不明であり、すべてがいいとは思えなかったりします。

いずれにしろ、どのように宇宙産業が発展していくのか見ものです。

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