ディメイトリックス合同会社

資産形成で、あなたの人生を豊かにするお手伝いをしてます。相場で売買して、差益を儲けると…

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資産形成で、あなたの人生を豊かにするお手伝いをしてます。相場で売買して、差益を儲けるというよりも、コツコツやった分だけ、努力が実る方法を中心にご紹介してます。一攫千金狙いの方には、もの足りないと思いますが、「年利5%を手堅くコツコツ」ということに価値を感じる方にオススメです。

最近の記事

勘違いは禁物!投資における「一勝九敗」とは?

「一勝九敗」 言わずと知れた、ユニクロの柳井さんの書かれた名著のタイトルです。 投資家、特に投資初心者の方で、 この言葉を聞いて、安心した方も多いのではないでしょうか? たった一勝でもあっても、 それが、九敗分を帳消しにして、 まだ余りある成功であれば、 その一勝にすごい価値がある。 そうして与えられた勇気によって、 ビジネスパーソンのみならず、 投資初心者の背中が押されるのではないでしょうか? ただし、注意が必要です。 投資における「一勝」というのは、 「一発逆

    • ゴールドラッシュに気を付けて

      今回は投資をする上でのスタンスのお話です。 「ゴールドラッシュ」 古くは、アメリカの金山に 一攫千金を夢見た男たちが押し寄せました。 今でも、 時代のトレンドに乗って、 一攫千金を狙う人たちが、 我さきと群がります。 短期的に見れば、確かにその通りで、 先手必勝です。 そして、いつまでも続くわけではない ゴールドラッシュの、見切りをつけるタイミングを 見誤らなければ、一定の利益を得ることは できるかもしれません。 ただし、それは、限られた ほんの一握りの人だけです

      • 「○○がオススメ」の落とし穴

        「○○というやり方がオススメ」 投資の世界ではよく聞かれる話です。 でも、この「オススメ」には注意点があるのですが・・・ 例えば、「逆張り」 あなたは、この言葉を聞いたこと、 ありますか? 投資の世界で、よく使われる言葉であり、 「他の大勢がやっていること(≒トレンド)の逆をやる」 というような意味合いで使われます。 この言葉と、 言葉の定義を聞くと、 「じゃあ、トレンドと逆をやればいいんだな」 と、機械的に考える方がいらっしゃいますが、 それだけだと、キケンで

        • これを知らずに投資をしたら、負け確定?50代から投資家デビューするなら、絶対に理解しておきたいこと

          50代や60代から投資を始める方からのご相談には いくつかの共通点があります。 例えば・・・ 「貯蓄じゃ、やっぱりダメですか?」 もし、あなたが、このご質問にきちんと答えれないなら、 投資にお金を投じるのは、まだ待った方がいいかもしれません。 「貯蓄」「投資」の違いは、一体何でしょうか? 一般的には、次のような違いがあると言われます。 ①元本保証 ・貯蓄は「あり」(ただし、条件あり9 ・投資は「なし」 ②目減りするリスク ・貯蓄は「非常に低い」(一般の人には、な

        勘違いは禁物!投資における「一勝九敗」とは?

          無いものねだりは、あなたの投資の失敗の始まり(投資初心者の為の投資家心理学 16:無いものねだり)

          「無いものねだり」 子どもがよくすることですが、 大人でも、一部の人は、 この考えに憑りつかれている人がいます。 自分が、もっと裕福な家に生まれていたら・・・ 自分が、あの時、あの志望校に合格できていたら・・・ 自分が、あの時、あの部署に配属されていたら・・・ 「・・・」には、 不遇の今とは違う、 もっと素晴らしい毎日になっているのに・・・ という感情です。 無いものねだりをするのは、 人間の自然な感情ですが、 今の自分に無いものをねだって、 「あれがあれば

          無いものねだりは、あなたの投資の失敗の始まり(投資初心者の為の投資家心理学 16:無いものねだり)

          投資では、「蛇足」は失敗の始まり(投資初心者の為の投資家心理学 15:パーキンソンの法則)

          むかしむかしの、中国の話。 当時の中国の国の一つ「楚」で、 「蛇の絵をはやく描く」という競争が行われました。 最初に描き上げた者が、何を思ったのか、 持て余した時間で足まで描いてしまったために 結果的に負けてしまいました。 これは、ご存知「蛇足」の由来です。 無用の長物によって、 結果的に、不都合な結果を引き起こしてしまうという 逸話です。 冷静に考えれば、 「書き上げたのだから、  余計なことをせずに、  価値名乗りを上げればいいでしょう」 と誰もが思います

          投資では、「蛇足」は失敗の始まり(投資初心者の為の投資家心理学 15:パーキンソンの法則)

          50代、60代になるまで、経験してきた日常のあることは、投資家のあなたを大損から守ってくれる

          50代、60代から投資を始める人と、 20代、30代から始める人。 複利や投資経験の長さという観点から言うと、 若い方がいいのですが、 50代や60代の方が、 今さらそれを嘆いても仕方ありません。 そして、 意外に見落とされ勝ちなのですが、 50代になるまで、磨いていて来た「あること」が、 あなたのこれからの投資家ライフにとって、 大きく有利に働きます。 それはある意味、 これからの投資の成功の為に、 今まで積み重ねた経験とも受け取れるものです。 あなたは、何だと

          50代、60代になるまで、経験してきた日常のあることは、投資家のあなたを大損から守ってくれる

          50代や60代が培ってきた、投資で勝てる土壌

          「自分でもっと考えてよ」 あなたが、50代や60代の会社員の方であれば、 職場で、そのように感じることが、 決して少なくないのではないでしょうか? 例えば、営業職の若手が、 案件の相談を、あなたに持ち掛けてきたとき。 「この案件、どうしたらいいですか?」 若手のお気持ちは、ある程度は理解できるものの、 こんな本音、わきませんか? 「どうしたらいいか、まずは、自分で考えてよ」 「自分で考えられる範囲で考えてから、  相談しに来てよ」 「自分の案件なんだから、  自

          50代や60代が培ってきた、投資で勝てる土壌

          目先の勝敗よりも大事なこと(投資初心者の為の投資家心理学 14:大数の法則)

          ちょっと考えてみて下さい。 高校の時に学習する確率の問題です。 Q1:サイコロを1回振って、「1」が出る確率は? 当然、答えは「1/6」ですね。 では、次の問題です。 Q2:1,000回、サイコロを振るとします。 最初の100回、なぜか、偶然にも、 「1」が100回連続出たとします。 残り900回振って、合計1,000回、 サイコロを振り終えた時、 最終的に「1」が出た回数は? 実は、「1000×(1/6)」回です。 つまり、 最初の100回、たまたま「1」

          目先の勝敗よりも大事なこと(投資初心者の為の投資家心理学 14:大数の法則)

          未経験に付け込まれて、投資で損をしない為の基礎知識

          投資は必要かもしれないけど、 怪しいものが多すぎる。 経験の浅い自分は、 騙されて、損をするのではないか・・・ 「投資」と聞くと、 そんな不安や不信、 少なからずありますよね。 特に、未経験や初心者の方にとっては、 この感情は、逆にあった方が、 身を守ってくれます。 なぜなら、 相手の無知や未経験に付け込んで、 搾取しようとしている人は、 本当に実在するからです。 一方で、 いつまでも、投資を始めることができないままだと、 投資家デビューはできません。 そこで、

          未経験に付け込まれて、投資で損をしない為の基礎知識

          宝くじを買ってしまう心境は、投資家の天敵(投資初心者の為の投資家心理学 13:確率加重変数)

          あなたは、宝くじを買ったこと、 ありますか? 「ドリームジャンボ」と銘打たれているように、 買い手の夢が、買ったその1枚に託されています。 実際、1等が出た販売所には、 宝くじ販売初日に、行列ができています。 それだけ、多くの方が、 宝くじに、自分の夢を賭けているのでしょう。 投資や、投資心理学、という観点では、 宝くじは、あまりオススメはしません。 なぜなら、確率が低く、ギャンブルに近いからです。 少し冷静になれば、わかりそうなことであっても、 多くの人を行列に

          宝くじを買ってしまう心境は、投資家の天敵(投資初心者の為の投資家心理学 13:確率加重変数)

          バブルの予感?!新NISAの加熱の要注意

          バブル。 平成生まれの方は、もちろん、昭和生まれの方でも 経験のない方が多いと思います。 1980年代後半から1990年初期にかけての日本の、 類を見ない好景気。 それを「バブル景気」と呼びます。 ご存知の通り、はじけて終わったバブルの後は、 「失われた○○年」 という、よくない景気が、今なお続きます。 少し大雑把な言い方をしますと、 「バブル」とは、 加熱しすぎた投資市場が、実態よりも価値を持ってしまい、 メッキが剥がれた瞬間に、 リバウンドを食らってしまっている

          バブルの予感?!新NISAの加熱の要注意

          ツンデレは恋愛だけに(投資初心者の為の投資家心理学 12:ゲイン・ロス効果)

          ツンデレ。 よく恋愛マンガや恋愛ドラマで出てくる話です。 最初は、ちょっと近寄りがたいイメージだった異性が、 何かの拍子で自分だけに見せてくれた優しさに、 心を持っていかれるような話は、昔からよくあります。 心理学の世界では、これを 「ゲイン・ロス効果」 と呼ぶそうです。 心理学で言われていることなので、 多かれ少なかれ、 すべての人に共通する心理の作用のようです。 恋愛ドラマであれば、よいのでしょうが、 この「ゲイン・ロス効果」は、 投資家にとっては、天敵の話

          ツンデレは恋愛だけに(投資初心者の為の投資家心理学 12:ゲイン・ロス効果)

          新NISAになっても、投資で利益を出せない人

          2024年は新NISA元年です。 従来のNISAよりも、条件がよくなったということで、 多くの投資家が利用するべく、 新NISAの制度を勉強されております。 それ自体は、非常に素晴らしいことですが、 一方で、制度の改善が、そのまま、 私たち投資家の利益に本当につながるのでしょうか? 今回は、「新NISAの落とし穴」とでもいうべき、 そもそも論を考えてみました。 こんな内容です。 1:新NISAの恩恵を受けられる人 2:新NISAの恩恵を受けられない人 3:新NISAの

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          大事なのは金額の大小ではありません(投資初心者の為の投資家心理学 11:アンカリング)

          日頃、意識してはおりませんが、 私たちは、色々な心理学の典型のような行動パターンをしております。 今回は、 「アンカリング」 と言われれる心理学を通じて、 投資家心理学をお届けします。 1:アンカリングとは 2:投資におけるアンカリングが引き起こす損失 3:アンカリングによる損失を出さないために 4:まとめ 1:アンカリングとは アンカーとは、錨とか基準という意味合いで使われます。 はじめに受けて印象的な情報が、 その後の意思決定に大きく影響を及ぼす、 ということで

          大事なのは金額の大小ではありません(投資初心者の為の投資家心理学 11:アンカリング)

          気が付いたら、取返しの使いない金額が・・・(投資初心者の為の投資家心理学 10:フット・イン・ザ・ドア)

          昔から、よく使い古されている 心理学があります。 今回、ご紹介するのは、 ビジネスパーソン、 特に営業のご経験をお持ちの方なら、 一度はお聴きになったことがあることかもしれません。 「フット・イン・ザ・ドア」 セールステクニックの一つとしても有名です。 これは、段階的に要求を大きくしていくというものです。 交渉や商談の場で利用されます。 本命である要求は、相手の方にとって大きなもの。 いきなりは、受け入れがたいかもしれません。 そこで、受け入れやすい小さな要求を少

          気が付いたら、取返しの使いない金額が・・・(投資初心者の為の投資家心理学 10:フット・イン・ザ・ドア)