円楽さんの落語「一文笛」を見た

伊集院光さんに、ある後輩芸人がこんな質問をした。
「自分のラジオ番組が今度始まるが、どうしても緊張してしまう。どうしたらいいですか」
伊集院さんはこう答えた。
「ラジオの本番で、“緊張してます！“って言っちゃえばいいんだよ」

僕はこの答えがとても好きです。

そして今回、大好きな師匠・円楽さんが亡くなった直後のラジオで、伊集院さんは
「悲しいよ」「どうしていいのかわからない」
と率直な言葉を吐露しました。

後輩にアドバイスしたこと、ご自分も実践されてるんですよね。
やっぱり伊集院さん好きだなぁと思いました。泣いた。

さて。

今、YouTubeで三遊亭円楽さんの落語『一文笛』が見れます。
伊集院光さんとの二人会で披露されたものです。
円楽さんのご子息・会一太郎さんのチャンネル「いちたろう」にて見られます。
いつまで公開されてるかはわかりません。ぜひ。

昨日の夜見て、なんかずーっと考えてます。
そんな落語です。すごくテクニカルで論理的で、グッとくる落語でした。

会一太郎さんいわく、「落語を見てくれたら父は喜ぶ」そうです。

僕は円楽さん見に行くつもりだった分のお金で、円楽さんのように「落語を広めたい」と思っている落語家さんの落語を見に行きたいと思っています。

何かに繋げていかないと、いやだ。
珍しく、そんな気持ちになっています。

みなさんも、ぜひ。