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今年1位は辻村深月『パッとしない子』

(2017年の作品ですが…)
今年読んだ小説の中で1位は
辻村深月さんの『パッとしない子』です。

『噛みあわない会話と、ある過去について』という短編集に収録されています。

僕は『パッとしない子』だけ
kindle unlimitedで読みました。
(あっ!今調べたら、
10月に文庫が出てる😳買お!)

ジャンルで言うと、僕の大好きな
「いやな話」です。

そんなことわざわざ書かんでもええやん
って思う人もいるかもしれない感じの。

人間のいやーな部分にスポットライトを
当ててしまう感じの。

ご自身の作品が話題になり、
ドラマ化もされ、堂々、有名作家の仲間入り。

それからも長く時間が経ち…

それでもなお『パッとしない子』を書く、
書かずにはいられない。
その作家性に感嘆いたしました。

米澤穂信さんの一連のジュブナイルや、
パトリシア・ハイスミスとか好きな人には
たまらない作品!のはず!知らんけど!

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