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米津玄師さんの好きなところ

米津玄師さんを本格的に好きになったのは、カラオケで歌うようになってから。
最初は理由がわからなかったんですけど、歌ってると唇や舌、口の周りがとにかく気持ちいいんです。

「最初はわからなかった」。
そう、今では仮説が出来ています。それは

「ら行」の位置

です。

音を刻んでて気持ちいい位置に「ら行」が配置されてる……そんな気がするんです。

ら行が多い部分があったと思うと、逆にほとんど無いところが出てくる。一曲の中でメリハリがすごく効いてます。

ランダムでやってこうなるか?っていうと、僕はすごく疑問です。
狙ってやってるんだと思っています。

最新曲『KICK BACK』なんてもう(笑)
まだカラオケやってないんですけど、今から楽しみです。
例示してみます。味わってみてください。

ンドリー今日はが空きでッキーデー
かった一油(あぶ)汚もこでバイバイ
誰(だ)だ誰(だ)だ頭の中呼びかけ声は
が欲しいこが欲しいと謳ってい

(ここまで引用 : 米津玄師『KICK BACK』)

どうですか?
しかもこの後のまとまりには、ほとんどら行出てこないんです。

幸せになたい 楽(く)して生きていたい
この手につかみたい あなたのその胸の中

(ここまで引用 : 米津玄師『KICK BACK』)

ね!?
狙ってる気がするなぁ……。

the pillowsの山中さわおさんは歌詞を書く際に、

【先に歌いたい内容をだいたい決めて、後は類語辞典とかを見て、口に出してて気持ちいい言葉を選ぶ】

といったことを以前ラジオで言ってました。
米津さんも、歌いたい内容より「ら行」を優先してるわけじゃなくて、さわおさんと同じ感じなんじゃないかと。
もちろん仮説・妄想です!(笑)

こういう聴き方も面白いでしょう?☺️
今日はそんなお話でした。

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