「不倫は当事者だけの問題でしょ」という声に思うこと
有名人が不倫して謝罪すると、「なんで謝るのかわからない」「家族が許してたらいいんじゃない?」「当事者だけの問題だ」という意見が出ます。
うーん🤔違うと思うなぁ。
これ、僕の中では明確な答えが出てる問題です。書いてみます。
僕の答え↓
【有名人は、好感度というわけのわからないものを利用して仕事をしている。
ゆえに、好感度というわけのわからないものによって仕事を失うことがある】
平たく言い替えると、
【「愛妻家」というイメージで仕事が増える世界なら当然、不倫で仕事は減る。当たり前】
です。
当事者じゃないのに、とか関係ない。
シンプルに、好感度の話だと思います。
サンドウィッチマン、ネタも面白いですけど、ここまで人気なのはお二人の人柄によるところも大きいでしょう?
ろくに知りもしないのに、勝手に好感を持っているわけです。
だから「不倫だ」ってなると、ろくに知りもしない人からも嫌われる。
わけがわからないし、理屈じゃない。
それが好感度なのです。
実は僕は……「好感度商売」なんてなくなればいいのにな、って思っています。
不倫で怒る風潮をやめるかわりに、愛妻家で褒めることもやめる。
それが出来るなら、その方がずっといいと思います。
でももうこれ、無理でしょう?
以前、漫画『ワンピース』の作者・尾田栄一郎さんがどこかに寄付をされたとき。
ある漫画好きの人が「こんな良い人の描いた漫画なら買いたい」と言ってるのを見て、ちょっとイヤだったのです。
僕は、作者がクズ野郎でも漫画が面白かったら買いたいです。
ハナクソほじりながら描いてても、面白ければ読みたい。そういうものだと思っています。
好感度商売があまりに行き過ぎると、クズな俳優の名演が観れなくなったり、クズな音楽家の名曲が聴けなくなったりします。
たまに、もったいないなーって。
思わなくもないです。
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