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メモ程度の旅行記#2-1 寄り道しながら名古屋にまた行く。そして京都にも行く。

 皆様お早う御座います。diKnK_kokuryo16です。また前回と同じメンバー (と言っても二人ですが) で名古屋に行ったので、その様子をお伝えしたいと思います。日程は令和五年3月27日~3月30日です。名古屋では名鉄の謎解き第二弾に参加したのですが、その様子は後日公開します。今回は予め書いておき、イベント終了次第公開にします。前回の失敗を生かしていくスタイルです。
 写真については前回と同様の扱いとします。同行者撮影以外は転載OKです。また、Twitter等で連絡をいただければ大きいサイズのものを用意します。

陸の孤島脱出、そして海側へ。

相模線。朝はこれぐらいしか写真を撮影していない。

 私らは多摩地域と言う名の陸の孤島に住んでいるため、飛行機や新幹線を始めとする主要たる交通手段から隔絶されています。従って、限られた方法で他地域へ脱出を試みなければならないのです。今回は青春18きっぷを用いて西へ向かうため、東海道本線への脱出を試みます。どのような方法かといいますと、単に横浜線と相模線で南下するだけです。普通ですね。町田から小田急ワープも考えましたが、18きっぷを使用する事を考え、JRのみで行くことにしました。八王子駅を発つ横浜線の一番列車で橋本へ向かい、そこから橋本始発の相模線で茅ヶ崎へ出ます。

ひたすら東海道線を西へ。

 例により画像はありません。基本的に清水まではギチギチのスケジュールであったため、写真を撮る余裕がありませんでした。ということなので、文章のみで失礼します。
 相模線にて茅ヶ崎まで来た私らですが、そこからは東海道本線の旅が始まります。6時15分発の普通列車沼津行きに乗り終点一個手前の三島で降ります。8分の乗り換え時間があるので、用を足さんとトイレに向かったらまさかの大混雑。列ぶのを諦め、トイレを我慢し次の列車 (三島0729静岡行) に飛び乗ります。その列車もかなり混雑しており、トイレのある号車まで移動できそうになかったので清水まで我慢です。

寄り道その一。

清水駅。静岡市清水区の中心となる駅。

 乗車したのは静岡行きですが、清水駅で途中下車をします。今日の予定は名古屋に行く。それだけです。ですから、名古屋に着ければ後は何でも良いのです。では何故清水に降り立ったかと申しますと、そろそろ有料公開終了となってしまう東海大学海洋科学博物館、閉鎖となってしまう自然史博物館に訪れるためです。
 同行者は水族館巡りが趣味でもありますし、私もまともに水族館に行けていないと言うこともあり、寄り道することにしました。というより最初はこちらが本命でした。

バスに乗る。

車両は日野・ブルーリボンII。写真は終点の東海大学三保水族館にて。

 しずてつジャストライン三保山の手線で最寄りバス停の「東海大学三保水族館」へ向かいます。路線は頻発なので、清水駅でトイレなど済ませてから乗ると良いと思います。所要時間は三十分程で、三保半島をぐるっと廻ります。途中には三保松原もあり観光にも便利な路線です。尤も、私らは三保松原は行きませんでした。当日こそ晴れでしたが、つい前日まで雨が降っており雲も厚いため、富士山も見えそうに無いため断念しました。

まず自然史博物館を見学。

自然史博物館。こちらは完全閉館となってしまう。

 チケット売り場で海洋科学博物館と自然史博物館どちらも入れるチケットを購入しました。先に自然史博物館の方から見ることにしました。地元の駿河湾に関する展示が充実していました。個人的にはトンボの標本が面白かったです。虫の類は基本的に好きではないのですが、トンボはかっこいいので好きです。他にも恐竜の化石や、鉱物の展示もありました。鉱物の展示を見ていたら、Minecraftの工業MODをプレイしたくなってきてしまいました。長年していないな~。

つぎに海洋科学博物館を見学。

クマノミ。東海大学海洋科学博物館は世界で初めてカクレクマノミの繁殖に成功した。

 初めの感想ですが、やっぱり年季が入っていますね。という所です。有料公開を終了する理由の一つに老朽化があることにも納得してしまいます。かなり大きな施設なので、改修にも多額の費用がかかることと思います。ですが、研究施設としては存続し、研究施設としての予約公開 (所謂見学の様な感じでしょう) を5月から公開するとのことです。また、静岡市清水区にて静岡市が建設している海洋文化施設「海洋・地球総合ミュージアム」との協力も決定しているため、「三保の水族館」としてのDNAはそちらにも受け継がれることでしょう。
 博物館と銘打っているだけあり、津波やSDGsなどに関する資料や展示も多かったです。海洋生物の漢字よめるかな?の様な展示には高校生ながら、ムキになってしまいました。因みに結果はボロボロでしたorz
 他の博物館らしい所と言えば、生き物を最大限再現したロボットのコーナーはかなりリアルで驚きました。
 そんなこんな大真面目に見学していたら、二時間が経っていました。後の予定は特に無いですが、あまり油を売っているわけにもならないので清水駅にそそくさと戻ります。

昼食をどうしようか。

同行者撮影。筆者は違うメニューを頂いたが、大方このような雰囲気である。

 清水駅に戻ってから昼食をどうしようかと悩んでいました。すぐそばにあるし、もうマクドナルドで良いかと妥協していたその時、魚市場が清水駅の裏手にあったことを思い出しました。過去にこちらでとあるYouTuberがお手頃な価格で漬けマグロ丼を頂いている動画を観たことがあり、それで知っていました。もうそこしかない!と思い立ち、颯爽と自由通路を抜け、魚市場へ急行しました。
 到着したのは良いのですが、ツアー客やらなんやらで大混雑。とりあえず一周して手頃な店を探します。もはや人が居すぎてメニューを覗くことさえも難儀します。結局一番空いてそう (失礼) な店に決定しました。バンノウ水産という店です。整理券を発券し、順番を待ちます。その間、向かいにあったゲームコーナーで目が飛び出るマスコットのクレーンゲームがあり、挑戦してみたのですが、全く刃が立たず断念しました。普通に販売してくれれば良いのに。店の方はと言うと、整理券発券からだいたい20分足らずで案内されました。窓側の席であったため、大当たりでした。1000円と一寸で海鮮が頂けたので満足です。勿論そこら辺りの回転寿司よりもクオリティは高かったです。

清水駅西口。筆者が良く利用する箱根ヶ崎駅と雰囲気が似ている。

 食事が終わったら市場を出ます。そして直ぐに清水駅に向かいます。次にの電車には乗らず、その次に乗ります。14時18分発の静岡行きです。多分。おい!何だよ多分って!と思われたと思います。と言うのも、普段はカメラの撮影時間で乗った列車などを割り出しています。しかし、先日カメラを確認した所、時計が大幅にズレていたことが判明。詰まるところ、今回の旅行では撮影時間が一切信用ならないと言うことです。その上、グーグルのタイムラインが18歳未満使用不可になってしまったので、万事休すと言う感じです。推測で申し訳ないのですが、今回ばかりはご容赦くださると幸いです。
 ということで静岡行きに乗車しました。実を言うと、この日は触車事故の影響でダイヤが少々乱れて居たため、そもそも何分発という情報が意味ないと言えば意味がありません。

寄り道そのニ。

 乗り換えで降りた静岡駅でおじさんにトイレの列を抜かされたり、後続の浜松行きが遅延していたりしましたが、浜松駅までなんとか辿り着けました。列車は島田辺りまで怒涛の混雑でしたが、掛川になると席がちらほら空き始めてきました。流石新幹線停車駅の掛川。たまたまかもしれませんが。因みにですが、磐田でまた混み始めました。
 浜松には特に用事は無いのですが、列車に連続で揺られ続けるのも疲れるので途中下車しました。個人的な趣味でビックカメラの店舗訪問をしているので、浜松の店舗にも寄ろうと思います。ビックカメラに向かうために自由通路を歩いていると…

まさかキリキザンが進化するとは。小学生の私は信じてくれるだろうか。

 ドドゲザン御一行がいらっしゃいました。他にも各所各所にポケモンが。どうやら催事場にてポケセン出張所が開設されているようです。せっかくですし行きましょう。店内の様子は、ポケモンフィットが図鑑ナンバー順にシンオウまで飾ってありました。ちゃんと売り場にもポケモンフィットは置いてありました。私はダイケンキのポケモンフィットを購入しました。やっと第五世代まで来ましたね。店内はそれだからか、BW時代のBGMも流れていました。「勝利は目前!」とか懐かしすぎます。ジムリーダーのポケモンがあと一体になるとBGMが変わるのですよ。第五世代はバリバリ世代のため、思い出が無尽蔵にあります。この後が全て思い出で埋め尽くされるので、これぐらいにしておきましょう (笑)。本題から逸れても面白くないですし。兎に角、図らずにポケセンに行けてしまったので、浜松に降りた甲斐がありましたね。

ビックカメラで買い物 (予定)

浜松たん。ビックカメラは店舗の擬人化に力を入れている。

 私はビックカメラとヨドバシカメラ、イトーヨカドーの全店舗訪問を目標に生きている意味不明な人種なので、浜松店に寄りました。ここでは電源タップを買おうとしていましたが、あまり気に入るものがなかった (そもそも私が求めていたものがニッチすぎる可能性大) ので、結局何も買わずに店を後に。最早冷やかしかもしれませんが、最初から何も買わないつもりで行った訳では無いのでセーフ。だと思いたい。今思えばUSBケーブルを買えば良かったと思っています。私は気持ち悪いガジェオタに片足突っ込んでいるため、両口がType-Cの充電器を使っているので、片方がType-Aのものが欲しかったです。普通それを持ってないと不便なのですよね。当たり前ですが。

寄り道その三。流石に最後の寄り道。

クロスシートは快適。それに尽きる。

 もう上の写真でどこに寄り道したかバレてそうですが、16時40分の普通列車岐阜行きに乗って、皆さんお察しの通り豊橋で降りました。日が落ちてきたのでそろそろ急がないと不味いですが、私のお出かけ恒例 (?) のアレを回収しに行きます。とりあえず改札を出て、東口に向かいます。

久々の市電。

豊橋鉄道東田本線。名古屋では絶滅した市電だが、豊橋では健在。

 豊橋での目的地へ向かうため市電に乗車します。運賃は分かり易い均一運賃で大人180円です。乗る電車は多分岐阜で走っていた名鉄のお下がりでしょう。名鉄岐阜市内線は私の生まれる一ヶ月と少し前に全廃されました。あの判断は正しかった。間違っていた。と、未だにインターネット上で議論が絶えない岐阜市内線ですが、私個人の意見だと残っていて欲しかったです。一応これでも鉄オタですからね。

豊橋公園前で下車。

豊橋公園前停留場。至って普通な路面電車の駅である。

 下車駅は小見出しの通りです。察しの良し悪しにかかわらず分かったと思いますが、目的地はそう、豊橋公園です。駅名の通りですね。別にお花見しに来たわけでは或りません。私らの目的はこちらです。

バクフーン。同行者の好きなポケモンの一体である。

 皆さん薄々勘づいて居たでしょうね。そうです。ポケふたです。あまり日が落ちてしまうと写真に上手く収められないので、少し急ぎ目で来ました。豊橋の手筒花火とバクフーンが描かれています。ポケモンの方はなぜバクフーンなのかはよくわかりませんが、ジョウト地方のモデルが中部地方だからかもしれませんね。個人的にはブーバーンの方がそれらしい気もします。あいつに関しては手が火炎放射器ですけど (笑)。

桜が満開だった。きれい。

 因みに桜はこんな具合でした。夕桜も良いものですね。しかし豊橋での用事はもう一つありますし、名古屋着が遅くなっても良いことは無いので、名残惜しいですが、足早に豊橋公園を去ります。

市電で戻る。

市役所前停留場。先程の豊橋公園前停留場の一つ駅前寄り。

 蓋を空けてみたら市役所前の方が近い事が判明したため、今度はこちらから乗ることにします。先程電車が行ってしまった音がしたので、少々待つことになりそうです。しかし、時刻表を見ると10分も無い間隔で走っているようなので安心です。私の最寄りはデータイム上下2本づつしか無いので、それに比べたら待ち時間無しと大差ありません。やはり本数は正義です。

駅前大通停留所から見た浜松駅と赤岩口方面行き電車。空の色が良い。

 私はクソガキなので、降車ブザーを押すために態々駅前大通で下車しました。豊橋公園前の時は押せなかったので、押せて良かったです。本当にしょうもない理由ですが、次の目的地は駅前大通でも駅前でも距離はそれほど変わりませんから、こちらから向かいます。

アブリボンとアゴジムシのポケふた。後ろには市電の車両も描かれている。

 本日二枚目のポケふたです。今回、ポケふたが登場するのはこれで最後です。渥美半島周辺は花卉栽培が盛んな事からのデザインでしょうか。ちょうどこのマンホールがある広場の裏手には、豊橋鉄道新豊橋駅があります。そこから出ている渥美線の終着「三河田原駅」のある田原市は、花卉栽培を始めとする農業が大変盛んで、令和三年度の市町村別農業産出額は第二位を記録しました。過去には一位を獲得したこともあります。

名古屋に急行する。

豊橋駅の駅名標。裏は名鉄名古屋本線と飯田線のホーム。

 流石に名古屋到着が余りにも遅くなると明日の予定に響きますので、豊橋から名古屋までノンストップで行きます。話は変わりますが、プリコネに登場するノゾミ/桜井望と言うキャラクターのボイスの中に、「ノンストップで行くよーっ!」というセリフがあるのですが、新幹線を意識してるのでしょうかね。のぞみ号は静岡も浜松もここ豊橋も無慈悲に通過していきます。向こうの方で新幹線が通過して行くのが見えます。私らはノンストップと言いながらも、寄り道しないだけであって、乗る列車が名古屋までノンストップなわけではありません。ということで名古屋まで新快速に乗車します。

新快速に乗車。

 写真はございませんが、文章で新快速の様子について記したいと思います。蒲郡までは立ち客が殆ど見られなかったのですが、岡崎、刈谷でどっと人が多くなりました。やはり優等種別は混みますね。東海道本線名古屋口には、新快速の上に特別快速というものもあります。中央特快とは似ても似つかないほど停車駅が絞られており、速いそうです。中央特快も見習ってもっと速くなって欲しいです。中央線複々線化が絶対条件ですけど。

名古屋に到着

名古屋駅を通過していく貨物列車。牽引している機関車はEF210形電気機関車。

 写真が何故貨物列車なんだよ!と言うツッコミがありそうですが、東海道本線は貨物の大動脈でもあるという話がしたかったからです。今でこそ旅客は東海道新幹線や東名高速に取って代わられてしまいましたが、貨物列車は今でも沢山走っています。東名阪のメガロポリスに於ける物流を支えるには、鉄道の存在も欠かせないと言う事でしょう。トレインビューホテルに泊まったのですが、夜通し貨物列車が通っていました。

鶴うまいな、キミ音痴確定。

同行者撮影。在来線ホームにあるきしめん屋のワンコインメニュー。

 ということなので在来線ホームにあるきしめん屋で夕食をとりました。出汁がきいていてとても美味しかったです。素直な気持ち de きしめんを頂きましたが、うどんは好物なので色々なうどんを食べたいですね。

#2-2 (8月以降に公開予定) に続く。

 その後は直ぐにホテルへ行き、就寝しました。次の日は名鉄の謎解き「レールの先の景色2023」に参加しました。まだイベント実施中のため、公開することはでき兼ねますが、イベント終了後に公開したいと思います。感想ですが、前回よりもやりごたえがあって楽しかったです。移動範囲も大きめになり、かなり充実していました。三日目の記事は二日目の記事を書き終わった後に執筆しますので、少し後になると思います。しかし公開は三日目の方が先になるという、非常にややこしいことになりますが、何卒ご容赦下さい。末筆にはなりますが、今回も拙文をお読み頂きありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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