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第511回:介護の未来はどうなるの?-高野龍昭先生に聞け!

訪問介護のでぃぐにてぃ電動車椅子の代表吉田です。

でぃぐにてぃの今を伝えるブログ511回。

7/22(土)介護の未来はどうなるの?-高野龍昭先生に聞け!
「介護の未来は明るい!」「お金じゃない介護の魅力をこれからの若者に伝えよう!」なんて、根拠もなくついつい使いがちな常套句ですが、本当のところ介護の未来はどうなっていくんだろう?

介護のリアルを知りたい人は東洋大学の高野龍昭先生のお話をうかがうべし。糖度0の激辛トーク、爆笑しながら現実が厳しすぎて一瞬気持ち凹みますが(笑)ありもしない綺麗ごとを並べて、自分たちの将来に対して思考停止するより、リアルな介護の現状をエビデンスをもとに明らかにして、これからの介護、どうしていくべきか?真剣に考えなければと目が覚めます。

『高野先生講演の言葉』
・『超高齢化による8050問題』単一分野の支援はやめましょう!⇒80歳の親御さんが50歳のお子さんを支えるケースが増えている⇒複合的に困難を抱える家庭が増加⇒「高齢者だけ」「障がい者だけ」「児童だけ」ではなく包括的に他分野に渡って相談できる人材育成が必要!でぃぐにてぃでもよくお引き受けするパターン『8050問題』たしかに対策が必要。

・ケアマネジャーとケアプランの質の強化が必要!下肢筋力の低下⇒歩行困難⇒機能回復のためリハビリ通所というケアプラン⇒よくよくうかがうと白内障で視えないから歩行困難だった⇒いい加減なアセスメントしない!怒⇒高野先生の伝家の宝刀「下肢筋力の低下話」待ってました!

・要介護化のゼロ次予防⇒ソーシャルキャピタル(社会的なつながり)が豊富な人ほど要介護になりにくい⇒だから地域づくり・コミュニティ再生・つながりが必要!⇒若いうちから生きがいのある人、依存先がたくさんある人は要介護になりづらい

・これからの多死社会にむけて、病棟数は減らしていく計画⇒在宅死が増える⇒今後の在宅介護に看取りは必須!お看取りのできない事業者は生き残れませんよ。

・「2025年問題」より「2040年問題」①⇒団塊の世代の半分は90代で存命の超「超高齢化社会」⇒後期高齢者で認知症ありが介護のスタンダード⇒認知症対応ができない事業者は生き残れませんよ。

・「2025年問題」より「2040年問題」②⇒生産人口は70%に減少&後期高齢者は150%に増加⇒介護人材の確保はさらに困難になる⇒魅力ある企業が生き残る⇒でぃぐにてぃの魅力なんだろう?もっと研ぎ澄まさなければ。

毎回ですが、気持ちいいくらい遠慮会釈のない激辛トーク、面白いけど書けない話が多すぎ(笑)ですが聴いていて爽快。なぜならすべては丹念な調査データに基づく事実だから。高野先生いつも介護の最新のリアルと進むべき道を教えてくださってありがとうございます!

※女子以外との貴重な2ショット写真、ありがたく使わせていただきました!

次回をお楽しみに。

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