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美しいメロディは必聴!活動休止を経て新曲をリリース!Majid Jordan - Waves of Blue (2021)

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これまでに数々のヒット曲をリリースし、世界各国のチャートを席巻、2010年代に最も成功したラッパーの1人とも言えるDrake

その後Drakeは、彼の右腕的存在であるプロデューサーの40とレーベル "OVO Sound" を共同設立。

レーベルにはdvsnPARTYNEXTDOORなどR&B、Neo Soulをベースに活動するアーティストが在籍する、唯一無二のレーベルとしても知られています。

今回紹介するMajid Jordanもこのレーベルに所属し、独特の世界観でオーディエンスを魅了してきました。

そんな彼らの新曲「Waves of Blue」を今回はピックアップ。軽やかなミッドテンポのビートに、透明感のある歌声がハマった1曲となりました。

レーベル  : Warner Music Group, OVO Sound
リリース日 : 2021年4月9日
名前    : Majid Jordan
結成    : 2011年
出身地   : カナダ

Majid Jordan - Waves of Blue (2021)

経歴

オンタリオ州トロント出身のJordan Ullmanと、バーレーン出身のMajid Al Maskatiが、トロントのバーで行われたMajidの誕生日パーティーで知り合ったことをきっかけに結成。

Jordanの寮で一緒に音楽制作を始め、わずか1日で最初のシングル「Hold Tight」をリリースし、SoundCloudに匿名で投稿。その後彼らは初の共同EP「Afterhours」をGood PeopleというペンネームでSoundCloud上でリリース。

プロデューサーの40は彼らのEPに感銘を受け、自身のレコードレーベルOVO Soundとサイン。

レーベルに加入後はDrakeのシングル「Hold On, We're Going Home」(2013)に客演参加し、全米チャート4位にランクイン。また収録されていたアルバム「Nothing Was the Same」はグラミー賞「最優秀ラップ・アルバム」にノミネートされました。

Drake feat. Majid Jordan  - Hold On, We’re Going Home (2013)

翌年の2014年にデビューEP「A Place Like This」をリリース。収録曲の「Her」はパートナーとの関係を歌にした作品となっており、シックなMVが印象的です。YouTubeで800万再生を超えるヒットとなりました。

Majid Jordan - Her (2014)

2016年にはデビューアルバム「Majid Jordan」を発表、リード曲「My Love」はレーベルのボスDrakeが自ら作品に参加し、うねるようなビートと彼らのハーモニーが光る1曲となりました。

Majid Jordan feat. Drake - My Love (2015)

2017年にはセカンドアルバム「The Space Between」をリリースし、レーベルメイトのPARTYNEXTDOORdvsnが作品に参加。
PARTYNEXTDOORとの「One I Want」はラップと歌声のハーモニーが心地よいナンバーに仕上がり、YouTubeで1000万再生とヒットしました。

Majid Jordan feat. PARTYNEXTDOOR - One I Want (2017)

表題曲 "Waves of Blue"

2019年に発表したシングル「Superstar」を最後に、1年間の活動休止をしていた彼らが満を持して新曲をドロップ。

メンバーのJordan Ullmanが作曲を手掛け、彼らしい透明感のあるビートにソウルフルな歌声が心地よいナンバーとなりました。恋に落ち、彼女に捧げる一生の愛を歌にしています。

I wanna hold you close
Don't wanna let you go
Be with you night and day
'Cause I've been feeling so low
Don't have to ask me twice
You really take me there
I wanna touch your light
I wanna breathe in your air

※プチ翻訳
抱きしめたい
離したくない
夜も昼もそばにいる
気持ちが沈んでいたんだ
二度も聞かなくていいよ
きみが連れて行ってくれるから
きみの光に触れたい
きみの空気を吸いたいんだ

またサビでは、波や潮を時の流れや人生に例え、2人でいる幸せを表現しています。

We'll be riding the tide in the sky, so alive
On waves of blue (Waves of blue)
I'm in love with the thought of being in love, in love with you (Love with you)
You can bring me along for the rest of your life if you wanted to 

俺たちは空の潮流に乗り
青い波に乗って生き生きとして
恋する気持ちを大切にしたい、きみに夢中なんだ
きみが望めば、きみと一生を添い遂げるよ

プロデューサー

この曲はメンバーのJordan UllmanKOZがプロデュース。
Jordanは自身のDuoの作曲はもちろんのこと、DJ Khaled「For Free」Drake「Child’s Play」を手がけ、一躍ヒットメーカーの仲間入りに。
どちらの曲も当時よくかかっていたので、みなさん一度は耳にした事があるかもしれません。

Drake - Child’s Play (2016)


DJ Khaled feat. Drake - For Free (2016)

終わりに

久しぶりの新曲となったものの、ブランクを全く感じさせない彼らの安定感には驚きました。
また次作アルバムを現在制作中であることを明かしており、これから積極的な楽曲リリースが期待できそうですね。

以上「Waves of Blue」のご紹介でした。

#hiphop #rnb #dj #新譜




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