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ヘアケア事情 2021秋〜2022春

まえがき

私の髪は細くて多く、クセがあり、湿度の多い日には手に負えなくなる。コロナもあって都内の行きつけの美容院に切りに行くこともままならず伸び放題、雑に一つ結びをした様子は完全に家事育児で疲れたお母さん。

しかし、私は川口ちゃんさんのnoteを見て俄然やる気を出した。

「歌舞伎の連獅子のごとく、乾燥でぼわっと広がった毛先をぶら下げているか、もしくは連獅子部分を切ってショートにするかのどちらかしか道がなかった」という川口ちゃんさんが、夫から「ちゅるんってして可愛い」と褒められたという。

疲れたお母さんな私でもやれることはあるんじゃないか。そんなやる気を起こした私が2021年秋から2022年4月までに取り組んで、一定の成果を得たのでここに記録しておく。

なお、基本的に低投入(トリートメントしない、アウトバストリートメントしない、アイロン使わない)なので、その辺を期待している人の役には立たない記事であることを断っておく。

髪の悩み

以下、私の髪の悩みとこだわりである。基本的に短時間でいい感じになりたい、手間をかけたくないというやる気が全く感じられない内容である。

  • 朝ドライヤーかけたくない(家族起こしちゃうし、エコじゃない)

  • 髪型が安定しない(日によって膨張したり、ぺしゃんとしたりする)

  • できれば静音、簡単、短時間で決まる髪型にしたい

  • 小顔に見せたい。顔周りはタイト、ストレート、コンパクトにしたい。

  • パサつき感がないしっとりした感じに見せたい

  • アイロン使いこなす自信がないし、旅行にアイロンを持って行きたくないからアイロンなしで決まるようにしたい

実践したことと結果

以下実践したことと結果である。

「髪のこと、これで、ぜんぶ。」を読む

川口ちゃんさんおすすめの本を買って読んだ。すでにできていること、できていないことを確認し、できていないことを取り入れるきっかけになった。目次を見ればどこになにが書いてあったかわかるので便利。noteを書くにあたり再度開いて、いろいろ忘れてるな、と思ったので、また読みたい。

シャンプーを変える

風呂場をすっきりさせたくて家族愛用の昭和の名品、スーパーマイルドシャンプーを使っていたが、あまりにパサつくので、ラサーナ、ケラスターゼ、サロン系等を試した。

ラサーナはよかったがやや重め、ケラスターゼとサロン系はちょっと刺激が強く、肌が弱めの私は継続利用により少し頭皮が荒れてしまった。サンプルを使っていいかなと思ったサロン系も続けて使うと厳しいことを知る。

オーガニック系とかこだわらずに選んでいたが、オーガニック系のほうが低刺激かも?となり、くらしのたのしみというオーガニック系通販屋さんの美髪の店長さんが推している自然葉シャンプーを使ってみたところ、これが非常によかった。

シャンプーだけでもパサつかない。リンス不要なので旅行にも最適(いつでも旅行、出張を意識してものを選んでいる)。ノンシリコン、天然アミノ酸洗浄成分で、髪が長いときに導入してしっとり感アップ・まとまりがよくなったと思えたので、いいシャンプーだと思って使い続けている。

なんか髪がべたついた?と思ったことがあったが、「これはビルドアップという現象では?」と思って、スーパーマイルドを使ったらコンディションが安定したので、重いと思ったらリセットにスーパーマイルドシャンプーを使っている。なお、この現象がシャンプー自体が原因だったのかスタイリング剤が原因だったのかはいまのところ不明。

ビルドアップはシャンプーやトリートメントなどに含まれているシリコンなどのコーティング剤が髪の表面に蓄積してしまっている状態をいう

https://www.kusegetai.com/category6/buildup.html

ドライヤーを長めにかける

長い髪を切ったあと、出先でうっかり生乾きで過ごしたら爆発して大変だったため、それ以来、急いでいる時でもしっかり乾かすようにしているのだが、これが思ったより効果が高いことに気が付き、それ以来、丁寧なヘアドライを心がけるようになった。

今までより少し長めに乾かしたのち、冷風で仕上げながら指がひんやりするところがないか確認する。ひんやりするところはまだ水分が残っているところなので再度温風をかけしっかり乾かす。乾いたら冷風で仕上げる(キューティクルを閉じるため)。

このまんべんなくきちんと乾かす、冷風で確認といという手順をしっかり踏むことにより、寝癖がつかなくなり、朝のドライヤーが不要になった。

起きたらすぐにブラッシングする

Twitterで「起きたらすぐにブラッシングし、ドライヤーをかけるとよい」といった内容のことを読み(出典不明)、起きてすぐにくしを通すようにしていているのだが、これもわりと効いている気がする。ドライヤーはかけていない。

ブラシ、クシ類の新調

使っている猪毛のブラシを見たらボロボロで、これ逆に髪痛むよね、と思い、新調しようと思ったものの、気になったお店のポップアップに行くチャンスがなく、天然アナログ派からハイテク派に転向。テクノロジーすごいね、となった。

まず買ったのはukaのケンザン。Twitterで賢者らにアドバイスをもらい、ノーマルタイプを導入。ヘッドマッサージできてブラシ代わりにもなったら最高では?と思ったが、ブラシの代わりにはならず。でも気持ちいいのでいつも使ってる。もう一つ買ってダブルケンザンしたい。

次に買ったのがラブクロムのSILVER TSUKI。yuukeeさんがおススメされてて気になって買った。yuukeeさんはトリートメントをいきわたらせるのによいと書かれていたので私も最初はお風呂で使っていたのだが、冬、乾いた髪に使ったところ、手持ちのプラくしだと静電気でばちばちするところパチリとも言わずに感動したため、乾いた髪に常用することになった。携帯用に1本買い足して2本愛用中。

ukaはブラシにはならず、LOVE CHROMEはドライヘア用になってしまったので、タングルティーザーを買い足した。シャンプーのときのブラシとして活躍してるのはもちろんのこと、ブラッシングを嫌がる髪の細い娘が嫌がらなくなったのが最高によかった(本人に色を選ばせたのも奏功か?)。

ちなみにピンに絡まった髪がとれにくのがいやだなと思っていたのだが、ブラシのピンを真下(←ここ重要)に向けてシャワーを真上に噴射すると簡単に絡まった髪が取れる。重力活用方式。おけに水をはって振るとかでもわりといけるが、それでも髪が取れなくて困っている人は試してみてほしい。

ピンを真下に向けシャワーを真上に向けて噴射すると絡まった髪が簡単に流れ落ちます(タングルティーザーは公式の画像をお借りしています)

シルクの枕カバーとナイトキャップ

以下のツイートを読み、シルクのナイトキャップと枕カバーをポチりそうになったのだが、ちょうど手持ちのもので代用できないか考える習慣が身についた頃だったので、捨てようかと思っていたシルクのアンダーパンツの足部分をカットしてナイトキャップとして被ったところ、これが自分にはピッタリだった(2021年12月に導入、2022年5月現在、いまだに使っている)。洗髪の翌朝は広がりがちな私の髪をコンパクトに纏めてくれる効果があり、手放せない一品となっている。

私には髪をコンパクトにまとめたいのでキャップというか、幅広のヘアバンドスタイルがよかったが、髪をふんわり仕上げたい場合はふんわりしたナイトキャップとか枕カバーがいいのかもしれない。

なお、後日シルクの枕カバーも買ったのだが、枕本体の質の悪さも相まって、滑りすぎて枕が逃げるというデメリットがあった。

ちなみに「髪のこと、これで、ぜんぶ。」にも「寝ているときの摩擦は、髪の大敵。シルクやサテンでできたナイトキャップや枕カバーを使うと、髪が傷みにくいです」と書かれている。

おわりに

髪のことに取り組む過程でアウトバストリートメントを買ったり、トリートメントの試供品を試したりもしたのだが、好みの質感にならず使わなくなった。カットのたびに提案されたスタイリング剤を使ってみるも、肌にぶつぶつできるのでスタイリング剤もいまいちとなる。そんなことが続いて足し算は性に合わないと気が付き、基本、トリートメントやスタイリング剤は導入しない方向になり、「実践したことと結果」にまとめたことしか今はやっていない。

しかし、梅雨時期になり、髪をドライな質感に保ちたい(湿気を吸ってうねりが出るから)気持ちが高まっているのと、美容師さんに顔にかからないスタイリング剤のかけ方を教えてもらったので、そのうちスタイリング剤とか買うかもしれない。

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