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Hello, 2023

手倉テイム

あけましておめでとうございます。今年も手倉テイム、およびDiglaWorksをよろしくお願いします。
今年は去年までと違う画像にしたぞ!!!!!!またこうして初日の出を撮りに行ける日が来るといいなあ……

……さて、文体を戻そう。
2022年は明らかに「メタバース」という言葉が(よくも悪くも)話題となり、年末の歌番組や街頭のビジョンでは当たり前のようにバーチャルな歌手が歌い踊る、そんな自分が立っている場所が急激にコモディティ化した一年だった。
プライベートでも大きな変化があった。デリバリーの配達報酬が遂に年間で10万円台(条件クリアでのボーナスなど含む)に到達したり、実家に判断を仰がなければならない部分をほぼ廃するという、個人的に年相応と思えることができた。
一昨年コラム的な投稿で試験的のつもりで導入したこの文体のほうが書くときに楽になったのも、ある意味変化と言えるかもしれない。

今年の目標

「仮想付加」——つまり、「誰かに『バーチャル』という居場所を増やす」「最終的に一つでも多くのエンタメを平面から解き放った状態へ持っていく」である。
リアルとバーチャルは別の概念・存在だと語られがちであったが、現代ではそれが足枷となっている。バーチャルでもリアルでも自分の好きな形・好きな楽しみ方ができる、ハイブリッドな楽しみ方ができるよう行動したほうがいいのではないか——というのが、目標とした理由である。
具体的には「バーチャル文化に触れる接点を増やす」「表現者の『転生』を伴わないVRライブの企画」など、およびそれらを実現するためのシステム作りを今年は行なっていく予定である。

冒頭でも触れたが、昨年は一気に行きやすくなった年でもあり、しかしながらネガティブな動きも多く見られる一年であった。
某大手Web漫画アプリで配信された、VTuberを題材とした読み切りに対する差別的なコメントを始め、NDA違反による契約終了、小中規模の事務所所属・個人の行為の暴走など、ファンも当事者もあらゆる意味で「翻弄される」という言葉が適切だっただろう。
個人サークル「DiglaWorks」として「アバターで表現する者に対する考え方について」を公表したのも、あまりにも「バーチャルタレントを人ではなく物扱いするのが当然」という空気感が蔓延しているから、という理由である。

率直に言ってしまえば、バーチャルは何ら特別な立ち位置にはいない。むしろ場合によっては不利な位置にいる、とも言える。
デリバリーの報酬は10万円台に届いたにも関わらず、BOOTHでの売り上げは約250円である。去年はYouTubeで数本ショート動画を公開したが、チャンネル登録者数は数人だけに留まった。
VRゲームも国内発のタイトルが多数リリースされ、豊作の年であったのに、そのほとんどはSwitchやPCゲームの声にかき消され、「機器ごと買う人」の元に届いていない。
そう、世間で言われている業界の評価と、業界の当事者として見える現実は、概ね言われている通りではない、というのが実情である。

VTuber文化についても、特に一部媒体で「収益上位」と額ばかり持て囃されるが、実際は配信機材と諸費用にほとんどが飛んでいき、それでも足りず配信の外で、あるいは認知されているアイデンティティの外で……という現実までは語られない。
それにも関わらず、収益と人気だけが取り上げられ、嘲笑と攻撃の対象として扱われ、結果それに負けないように……としているうち、心が壊れレールを外れた行動をいつしか起こすようになってしまう。
匿名性を取り返したネット文化を自ら破壊しようとしている、と言っても過言ではないか、とすら思う。その取り上げ方が、「バーチャルなんかよりリアルで顔出しで頑張っている私のほうが偉い」という発言が、如何に当事者やファンだけでなく、文化までもを傷つけているか、どうか再考していただきたい。

幸い、今年は年初から「バーチャル」がさらにコモディティ化しそうな話題がたくさんである。
衝撃の大手メーカー製モーションキャプチャー機器「mocopi」をはじめ、ViveやMeta Questの消費者向け新モデル、VTuberから「バーチャルタレント」へ、そしてコンテンツの内製化へ……楽しみな話は尽きない。
バーチャル文化は今も「旬」であり、熱意ある人がいる限りそれは終わらない。楽器を入力端子に繋いでclusterのワールドでとりあえず演奏するだけでもいい(というか、それが見たい)。軽い気持ちに飛び込んできて、そして世界を広げてほしい。

その他の目標は去年と同じである。フットワークを軽くし、身体を大事にしていこう、というのは変わらない。
2021年に起きたイベント中止の余波で調子が崩れていたVRイベントの主催も、今年はペースを戻してやっていくことを計画している。

蛇足だが、昨年の投稿中で後日と書いていた文脈があったが、結局書かぬまま終わってしまった。今年はそういうことも減らしていきたいと思う。

今年もよろしくお願いします

湿っぽい話が多かった気もするが、とにかく今年も「自分にとって大事な年」であるのは変わりはない。そもそもそうでない年などなく、変化を続ける世界に一つでも影響を与えられるのであれば、自分の道を拓く過程で誰かの道も拓けるなら……と思う。

最後に毎年恒例の「去年好きだった曲」を貼って、新年初めての投稿を終えようと思う。
改めてになりますが、今年もよろしくお願いします!

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手倉テイム

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