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【DXは世の中の“あたりまえ”を変えること?】実務で活躍するDX人材を目指す、集合学習イベントを開催

こんにちは、デジテック for YAMAGUCHI運営事務局のキタキツネ🦊です。
12月、クリスマス&年末年始シーズンの到来ですね。
この時期は、師走の忙しさと楽しいイベント&連休効果であっという間に時間が過ぎていくのを感じます。毎年、1年で1番楽しい月をもっと長く楽しみたい!と思いますが、最近では、お菓子メーカーや化粧品ブランドなどのアドベントカレンダーを買って、12月1日から25日まで、毎日カウントダウンして楽しまれている方も多いのではないでしょうか。私は、数年前に輸入物のムーミンフィギュアのアドベントカレンダーでその存在を知りましたが、今や、日本のメーカーでもアドベントカレンダーがあたりまえに販売され、街で、ネットで、よく目にします。以前、一つひとつ違うクリスマスデコレーションがされたお菓子を楽しめるアドベントカレンダーを買ったことがありますが、その年は、カレンダーについている扉を毎日一つずつ開けて、どんなデコレーションのお菓子が出てくるか、ちょっとしたワクワク感を感じることで、寒い冬の朝を乗り切っていました。
今年は最近お気に入りのケーキ屋さんで初めてクリスマスケーキを予約したので、今から24日を楽しみにしています。この記事を書いていてふと思い出したのですが、小さいころホールのクリスマスケーキをテーブルに運ぶ途中で豪快に床にひっくり返したことがあります。雪ではなくケーキが宙を舞いました。一生に1回はあたりまえの、クリスマスの風物詩ですよね(?)

さて、先日の11月28日(火)「やまぐちDXエバンジェリスト創出事業」の集合学習イベントが開催されました。
「やまぐちDXエバンジェリスト創出事業」についてはこちら
デジテック for YAMAGUCHIのサイト:
https://digitech-ymg.org/event/1049
イベントは、以下のようなタイムテーブルで、2時間半にわたり、講演&ワークショップという構成で実施されました。講師は、これまでDX人材育成に関するセミナーやワークショップなどで講師を多数務めておられる株式会社エクサウィザーズ DX人材育成プロダクト部 部長の木村氏にご登壇いただきました。
《タイムテーブル》
 13:00~13:05 挨拶
 13:05~14:05 講演
 14:05~14:15 休憩
 14:15~15:15 ワークショップ(1日目)
 15:15~15:30 振り返り

講演

株式会社エクサウィザーズ 木村氏の講演の様子


講演では「DXとは何か?」という基本的なテーマから、最新テクノロジーの紹介までお話しいただきました。
はじめに、DXの定義からDXとは何かを考え、次にデジタイゼーション・デジタライゼーション・デジタルトランスフォーメーションの違いを、事例を紹介しながら整理していきました。実際にDXを進めていくにあたり、この3つの違いを明確に把握しておき、取り組もうとしていることがどのフェーズにあるのかについて、関係者と認識の擦り合わせをした上で進めることが、非常に重要であるとのこと。
たしかに、この擦り合わせができていないと最終ゴールイメージがバラバラになり目的の達成が難しくなりそうですね。同時に、実は曖昧なままに進んでしまいそうなところでもあると思います。私も、なんとなく頭で理解しているつもりだったのですが、それぞれの実際の事例を挙げていただくことでより違いをはっきり捉えることができたのではと思います。

ワークショップ

ワークショップの様子

10分間の休憩をはさんで、ワークショップが開始されました。4~5名毎に1グループとなり、実際に業務等で取り組んでみたいDXの課題について意見を出し、グループ毎に企画案を出していただきました。先の講演で話された内容を意識しながら、1時間ほどの限られた時間の中で、課題設定から、誰が・いつ・どうやって運用するか?のイメージまで考えていただきました。
ワークショップでは、オンラインホワイトボードのmiroを使用したのですが、講師の方からのお話もありましたが、今回デジタルスキルレベルが高い方に集まっていただいたこともあり、さすが皆さんしっかりツールを使いこなし、短い時間で企画案を出されていました。miroに詳しいスタッフもいましたが活躍の場はなし。ご参加の皆さまのおかげで、活発に意見交換がなされていて、よい雰囲気の中でワークショップが進められていたと思います。すばらしいです…!
このワークショップDay1で、各グループから出された企画案は、このあと参加者が持ち帰り、それぞれ職場等で提案・議論していただきます。2月に予定しているDay2では、その結果を発表いただき、共有やフィードバック等がされる予定です。


DXのアイディアの種はどこに?

テクノロジーは日々進化していて、昨今のその速さに圧倒されます。
今後、業種や職種に限定されず、AIの活用があたりまえの職場環境になるかもしれません。
このスピードについていくためには、興味を持った新しいテクノロジーは、少しでいいので即試してみることが大切だと講師の木村さんが話されていました。
確かに生成AIもChatGPTなどを実際に使うことで慣れ、新しく仕入れた情報を都度、実際に試してみることで、使いどころなんかもわかってくるように思います。早いスピードについていくにはすぐ試してみて、早く自分の中で「ふ~ん、なんとなくこういうものなのか~。」という感覚で、“あたりまえ”にしてしまうことが効果的なのかもしれません。
どうしたらより良くなるのかを考えるとき、日々試してみたことの中から実用的でいいアイディアが閃くことが多いのではと思います。
DXで世の中の“あたりまえ”を変えるきっかけは、自身の身近な“あたりまえ”の中にあるのかもしれませんね。