見出し画像

(10) 小河内ダム - まさかの事態

神奈川県のダムほほぼ制覇したので、東京と埼玉のダムカードを集め始めていた。特に東京都は、公式ダムカードを配布しているダムが「小河内ダム」と「白丸調整池ダム」の近接する2つだけなので、一日で制覇することとした。

まずは小河内ダムに向かうため、JR青梅線の奥多摩駅に向かった。さすが終着駅といったものものしい駅舎が特徴的だ。

奥多摩駅の駅舎

小河内ダムへは駅から西東京バスで「奥多摩湖」を目指す。この日は登山客が多かったため、臨時バスに乗車した。

バスが満員だっため、この位置での撮影が可能となった

奥多摩湖バス停を降りると、ダムの左岸側の真横に到着する。
早速ダムに向かって歩く。小河内ダムは洪水時のゲートとダムが少し離れた構造をしている。まずはゲートの上を歩く。

バス停付近の風景。手前(左側)がゲート向こう側に見えるのが堤体

洪水時にしか稼働しない小河内ダムの余水ゲートは、このダムが多摩川上流にあることから、台風の度にその動向が注目されている。
この余水口は、訪問の4か月後に台風で開門することになり、その様子はYoutubeに収められている

真上から見たゲート。かなり大きい
ゲートから下流側、
帰りのバスから撮影したゲート

ゲートを超えると、ダム本体が見えてくる。こちらは、教科書のような一直線の重力コンクリートダムである。先に述べた通り、ゲートが別にあるため、ダム本体にはゲートがついていないことが特徴となっている。

ゲート側から見たダム本体
下流側から見たダム。本体にゲートや、放水口がないのが特徴

ダム上部を左岸から右岸に向けて歩く。ダム湖の名前は「奥多摩湖」で、ダム上部から先ほど通ってきたゲートや、流木や砂を回収するための桟橋を見ることができる。

ダム上部は道幅がとても広い
ダムから見る奥多摩湖
ダムからゲートを眺める(中ほど右側)やや左に流木回収用の桟橋も見える

ダム中盤には点検施設が2棟あり、資料展示や展望台として利用されている。

展望台から下流を見下ろす。

ダムの右岸側には公園がある。公園からはダムを下流側から見ることができる。

右岸側にある特徴的な形の施設。多分点検作業用通路の入り口
右岸側の公園
右岸側からのダムの風景。途中の二つの建物が展望施設になっている。向こう側にはゲートも見える

ダム撮影後にダムカードをもらいに左岸側、バス停の道向かいにある「水と緑のふれあい館」に向かった。
しかしながら、この日はダムカードが品切れとなっていたため、入手を断念した。

水と緑のふれあい館

ちなみに後日、車で小河内ダムを訪れ、ダムカードを入手した。

小河内ダムのダムカード
小河内ダム周辺

訪問日:2019年6月16日
ダムカード入手日:2020年3月15日

(次回へつづく)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?