WEB制作会社・マーケティング会社を選ぶ時には格が釣り合うかを気にした方が良い

一般に、企業でWEBサイトを立ち上げる場合、インハウスで作ることももちろんあると思いますが、WEB制作会社に依頼をすることが多いのではないかと思います。

しかし市場にはWEB制作会社が無数に存在しており、それ以外にもWEB制作も請け負う印刷会社やDTPデザイン会社、広告代理店、PR会社なども入れれば、その選択肢はあまりに多いですね。

また、その後のマーケティングフェーズにおいて、デジタルマーケティング会社に広告運用をお願いしたりということもありますよね。

その際、成功するWEBサイトを運営するためには、相棒となるWEB制作会社・マーケティング会社と格が釣り合うかをしっかり見た方が良いです。

ピンからキリまであるWEB制作会社・マーケティング会社の中で、できる限り良い会社と取引したいと思うのは当然のことです。

しかし、全ての会社に、業界No.1の会社が合っているかというと、それは違います。

業界有数で名前が知られている会社は値段が高めということもありますけれど、規模が大きいゆえ様々な社員がいて、その社員すべてが優秀とは限らないからですね。

デザインやコーディング、マーケティングというのは知識も必要ですが、経験やセンスなども影響してくるもので、マクドナルドのハンバーガーのように画一化するのが難しい。

どうしても担当者の力量に左右されるところがあります。

そうしますとデキる人に仕事が集まるわけですが、当然忙しくなってしまうので、ビジネス的に重要顧客にそういう人を付けて、重要度が低めの顧客には、少しレベルの下のスタッフを付けざるを得ないということがあります。

そうなると実は中規模・小規模の会社のトップの人の方が実力が上だよね、ということが往々にして発生します。

また、ひどい例だと、基準より売上が見込めなさそうな相手だと判断した場合は、中抜きだけして、子会社・グループ会社に丸投げするということもあります。

ですから、自分たちの会社が発注できる金額や、自分たちから仕事を受けたことがステータスになりそうな企業かということを顧みた上で、自分たちの格と釣り合う会社を選ぶと良いと思います。

ようは、相手が自分たちにプライオリティを置いてくれそうな企業の中で一番規模が大きいところということですね。

判断基準としては自分たちの発注額と相手の売上高ですよね。

自分たちの発注額だと年間売上高の何%になるかというのを見ると良いですね。

（なかなか年間売上を教えてくれない会社もあるかもしれませんが・・・）

とにかく発注額が年間何億円なのか数千万円レベルか、あるいは数百万円、数十万円かというのをWEB制作会社・マーケティング会社は見ていますので、あまり大きな金額を発注できないなら、大きなところに頼むのはやめた方が良い、という話でした。