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【Pick Up記事】飲む点滴「甘酒」

季節の変わり目に体調を崩す人が多いです。今年はさらに過酷でした。観測史上初の連続で11月になっても夏日があり、そして突然の真冬。みなさんはこの乱高下、乗り切れていますか。

手軽に飲める日本の伝統食が甘酒です。近頃は美容や健康に良いと話題ですが、甘酒の魅力はそれだけではありません。熱中症対策や夏バテ予防にも効果があると、夏にも注目を集めました。初詣やひな祭りに体を温めるためにいただく、まるでお粥みたいなイメージが強かったのですが、夏に冷やしていただくのものど越しが良くて格別でした。

甘酒についての記事を、栄養士の資格を持つワーカーにまとめてもらいました。

今回のPick Up記事

課題

  • 甘酒は寒い冬の飲み物というイメージが強いです。

  • 「酒」という語感から、アルコールが含まれているのではないか。子どもに飲ませられないのではないか。と心配する人も多いかもしれません。

課題に対する実践

  • 米麹・酒粕どちらのタイプの甘酒でも、アルコール度数は1%未満です。市販の米麹甘酒にはアルコールを除去したものもあるので、アルコールの苦手な人や子どもでも安心して飲むことができます。

  • 朝、常温でコップ1杯を目安に飲むのがお勧めです。そのときにバナナやキウイフルーツなどカリウムを多く含む食物を同時に摂るとより効果が高まります

実践の結果

  • 甘酒は、「飲む点滴」と言われるほど、水分・塩分・糖分のバランスがよく、ビタミン、ミネラル、たんぱく質、食物繊維など人間に必要な栄養素を多く含んでいますので、熱中症対策、夏バテ予防に高い効果が期待できます。

参考資料


甘酒の口になってきたところで、続いて甘酒や麹を使った食べ物・飲み物を年中楽しめるお店も紹介します。

鎌倉で甘酒を楽しめる場所

鶴岡八幡宮

鎌倉駅から歩いて10分ほどの鶴岡八幡宮内にある参拝者用の休憩所です。休憩所はいくつかありますが、茶寮 風の杜、御谷休憩所、梶原休憩所、源氏池休憩処の4ヶ所で、お手頃な価格で甘酒をいただくことができます。

明月院

紫陽花寺として梅雨時に観光客が多く訪れる明月院。紅葉も見事なのです。カフェ月笑軒で2種類の甘酒をいただくことができます。紅麴甘酒はほんのりピンク色でかわいらしいです。カフェの利用には明月院の参拝料が別途必要なのでご注意を。

sawvi

浄明寺にあるカフェです。農薬・化学肥料を使わずに作ったお米を発酵させた甘麴を使ったごはん、飲み物、スイーツがあります。テイクアウトもできます。来店の際には電話をしてからがよいようです。

AMAZAKE STAND(アマザケスタンド)

鎌倉(鎌倉駅寄りの扇ガ谷)、北鎌倉(北鎌倉駅寄りの山ノ内)、仙台に店舗がある甘酒の専門店です。お米と麴のみを低温発酵させて丁寧に造った自家製の生あま酒は、砂糖・添加物不使用、ノンアルコールです。店頭販売のドリンクの「あま酒ホイップ」が人気です。

CAFE STAND BLOSSOM ~KAMAKURA~

鎌倉市長谷にある、甘酒・発酵食品が中心のヴィーガンカフェです。オーナーは元ラグビー日本代表の廣瀬俊明氏。食の大切さを知るアスリートならではの目線で、甘酒を使ったぜんざい、グラノーラなどメニューが豊富です。

鎌倉あきもと

鎌倉駅と鶴岡八幡宮の中間にある、お漬物と新鮮野菜の浅漬けのお店です。店頭に素敵な緋毛氈の縁台と日よけ傘があり、そこで甘酒と串きゅうりをいただけます。鎌倉散策のちょっとした休憩に。

麹Style

鎌倉駅から徒歩8分の麴料理のレストランです。自家製麴の塩麴、甘酒、味噌を使用した麴ごはん、麴おやつ、麴おつまみが楽しめます。テイクアウト営業とレストラン営業があるので、お店のカレンダーで確認してからの来店がおすすめです。

地図にピンを立ててみました。デジKAMAの近くへお立ち寄りの際は、ぜひ訪ねてみてください。

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