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【Pick Up記事】きっかけがあれば人は変われる

こんにちは。デジKAMAスタッフです。
苦手意識があって、ずっと避けてきたことってありますか?

今回の記事

今回のPick Up記事は、30代半ばになって料理を始めた人に起きためざましい変化についてです。

34年間料理経験ゼロ。意外な方法で苦手意識を克服〈285〉
https://www.asahi.com/and/article/20231025/424218393/

課題

34年間料理をしてこなかったのは、料理好きの妹へのコンプレックスもありました。後に結婚することになる夫との同棲生活では、料理当番から逃げては喧嘩になっていました。息子の離乳食作りを契機として料理をすることにしました。

課題に対する実践

離乳食の進行通り、10倍がゆから始めました。子どもの成長とともに、煮込む、あえる、炒めると進化し、調味料や栄養バランス、献立のことも考えられるようになりました。

実践の結果

  • 自分の食生活にも活かせる、一生ものの知識となりました。

  • 料理動画を見ながら憧れのブランドの鍋で作った料理が子どもに好評だったこと、また夫と新たなフライパンを買う相談をしたり幼児食からは夫と炊事を分担できるようになったことなど、家族との関係にも良い影響がありました。食材にこだわるようになり、自然豊かな町に引っ越すことにもなりました。

  • 子どものためにやってあげたいと思うことが、自分も親からしてもらい自分の礎となっていたことに気づくことができました。気恥ずかしくて伝えられなかった親への感謝の思いを素直に表せるようになりました。

将来の展望

料理が苦手で子育てに不安を持つ人がいたら、ぜひ離乳食をきっかけにしてほしい、と料理が苦手な人にエールを送っています。

離乳食作りについての参考情報

人は変われる

今回スタッフが選んだのは朝日新聞デジタルの連載記事「東京の台所2」の一つで、温度感の伝わるストーリーに引き込まれます。ワーカーに要約をお願いしてみたものの、すべてが大切なディテールでそぎ落とすのがもったいないですね、と会話していました。興味を持った方は、ぜひ元の記事をお読みくださいね。なお、「離乳食作りについての参考情報」は、さらに理解を深めたい方のためにワーカーが選んだリンクです。

元の記事では、子ども時代の苦手意識から、自分にはできないと可能性にふたをしてしまって、実践するきっかけがないまま過ごしてしまったという経過が印象的でした。
デジKAMAでも、精神保健福祉士・社会福祉士の資格を持つスタッフがさまざまな人の話を個別説明会で聞く中で、可能性を狭めて今に至ったという語りが多いと感じています。

  • 学校を中退した自分には、オフィスワークなどできないのではないか。

  • 働いたことがないまま来てしまったから、この先も無理ではないか。

  • 以前の職場で嫌な目に遭い、働かなくてはと思っても勇気が出ない。

  • ここで働いたところで、どうせ自分には一般就労などできない。

過去に長いこと煮込まれて濃縮された考えを解きほぐすには、1時間弱の個別説明会では時間が足りませんし、「大変でしたね」と言うことはできるけれども過去を変えることは専門職でも無理です。初対面ですべてお見通しかのような口はばったいことも言えません。ですから、そう思われるに至った過去の経緯について聞く代わりに、「デジKAMAではこんな働き方ができます」と未来を見せています。私たちが実現している働き方をしてみたいと希望し、足りないところは補いながら求められる業務レベルを満たせる人が将来への可能性を広げる場なのです。

デジKAMAは始まってまだ1年少しの事業ですから、元記事の人のように数年越しのめざましい変化を実感できているワーカーは少ないでしょう。ですが、自分を変えるきっかけを探している人にとって、デジKAMAでの日々の積み重ねがいつか「あのとき奮起したから」と振り返ってもらえたらいいなと思っています。

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