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パ・リーグの全ての試合を視聴したい浜本さん

どうも、デジタルキューブグループ 広報のタカバシです。

今回は2023年に入社して、営業企画部で働く浜本さんへのインタビューです。入社して間もないタイミング…

その後、ルーキーイヤーを終えて…

浜本さんには2回、コーポレートサイトのインタビューに登場してもらっています。コーポレートサイトでは1年間の行動や課題、学びについて語っていただきましたが、note では個性にスポットを当ててインタビューを行ってみました。

浜本 真汐 (営業企画部)

即実践! ルーキーイヤーに3回の LT 登壇

━━ コーポレートサイトに掲載されている最初のインタビューは新卒で入社して1ヶ月くらいのものですよね。1年経って、インタビューで答えていたことに変化はありましたか?

いえ、特に今見ても違和感は無いですし、おそらく答えることは変わらないですね。強いて言うなら、より色々と任せてもらえるようになりましたね。自分が知識や経験を得たことに対して「じゃあ、こんなこともやってみたら?」みたいな。なので、やれることがどんどん増え、任される範囲も広がっています。

━━ 登壇も含め、イベントへ積極的に参加してきた印象です。

そうですね。登壇も含め、参加したのは10回でしょうか。

━━ 結構な頻度ですよね。どんなイベントに出たんですか?

登壇はすべて LT(ライトニングトーク)なんですが、最初が Cloudflare Meet-up、次が WordPress Meetup、あと WordCamp Kansai ですね。イベントへの参加だと AWS SUMMIT、JAWS-UG、JAWS FESTA、WordCamp ですね。

━━ 最初は緊張しましたか?

あまり緊張しませんでした。今、自分が仕事で唯一緊張するのが小賀さん(デジタルキューブ代表)、立花さん(ヘプタゴン代表)がいるところで喋るということで、それ以外は特に緊張してないですね。緊張はしていないけど、楽しいなとは思います。頭真っ白になるみたいな感じの緊張は全然ないです。これは昔からそうですね。

WordCamp Kansai で LT をする浜本さん

━━ で、僕が改めて前回のインタビューを読んで掘り下げたいと思ったのが…

趣味:野球観戦(パ・リーグ年間143試合のほぼ全試合をリアルタイムで隅々までチェックするのが日課)とも…

━━ 「野球が好き」ってさらっと書いてあるけど、好きどころじゃないじゃん!っていう… ということで、今回はそのあたりを掘り下げたいなと思います。まず、 パ・リーグの試合を全試合観てるっていうのは本当ですか?

ほんとです。3つの画面を使って同時に観てますね。

━━ パ・リーグだけですか? セ・リーグとかメジャーリーグも観てますか?

他はほぼ観ないですね。セ・リーグも交流戦じゃないと目にする機会はないです。

━━ もう、パ・リーグでいっぱいいっぱいだから。

そうですね。

「プロ野球」という概念自体を楽しみたい

━━ それっていつから続けてるんですか?

2020年ぐらいからです。

━━ それはコロナ禍になって環境が充実したのと、どこにも行けなくなったみたいな理由から?

コロナ禍はあんまり関係なくて… 2020年がちょうど高専の基本課程(5年)を卒業して、2年間の専攻科に行くタイミングだったんですけど、専攻科はあんまり忙しくなくて。元々野球が好きだったこともあって、もうちょっと野球にのめり込んでみようかな、ってことでサブスクに加入しました。

━━ 入っているサブスクは?

楽天TV とDAZN ですね。本当は楽天TV だけで良かったんですけど、PS5 が楽天TV対応じゃなくって。大きなテレビで観るために DAZN にも入ってます。

パ・リーグの3試合を同時に視聴する ✕ 143試合

━━ 2020年に野球にのめり込もうって思った時、なぜパ・リーグだったんですか?

高校生ぐらいの時、高校野球は結構見てて、甲子園で活躍したというか、自分が気になってた選手のほとんどが パ・リーグに行ったからですね。

━━ しかし、全試合を観ようっていうのは、結構覚悟というか、それを決めてやんなきゃいけないじゃないですか。

そこは「極めたい」というか、単純に選手を追っかけてる以上のもの、なんか野球ってもっと楽しめるんじゃないかなと思ったんで、 選手だけじゃなくて「プロ野球」っていう概念自体をもうちゃんと楽しみたいなっていう。 なので、今はロッテやオリックスに優勝してほしいと思っていますが、あんまり1球団を贔屓して観ているということはなくて、どの試合でもすごく楽しみながら見てますね。

━━ プロ野球っていうものを全部楽しみたい…?

高校野球のようなトーナメントと違って、143試合、ほぼ半年間に渡ってリーグ戦でずっとペナントレースをやっているわけじゃないですか。 

なので、トーナメントでは感じられないドラマとか、そういうのがあるんだなっていうことにある時に気づいて、選手個人じゃなくて、もっと大きな枠でプロ野球を楽しめるんだっていうことに気づいたという感じでしょうか。

━━ それは、2020年のスタート時には気づいてなかったんですよね?

そうですね。半年ぐらい観てたら「めっちゃおもろいかも」ってなってきて。 全試合を頑張って見てると、いろんなところが繋がってくるんですよね。

「あの監督がここでこの選手を起用したのは、こういうローテーションを考えてのことだったのか」とか「あの選手がすごい頑張ってたから、チームがこの順位に繋がってるんだな」とかっていうのに気付き始めると、すごい楽しくなってくるんですよね。

━━ シーズン終わりにはどんな気持ちになるんですか?

毎年思うのが、野球にはシナリオってないと思うんですけど、毎度同じような試合もないですし、 毎年いろいろな話題がどんどん出てくるので「今年も楽しませてもらったな〜」という感想が最初に出てきますね。

2023年は山本由伸選手と谷保恵美さん

━━ 例えば 2023年はどういう話題が熱かったんですか?

2023年で言うと、山本由伸選手が伝説になってメジャーへ行くみたいな… あとは、個人的に好きなのが、ロッテの球場でウグイス嬢をされてた谷保恵美さんという方がいらっしゃるんですけど、谷保さんは33年間1回も休まずにずっとマリンスタジアムに行って、ウグイス嬢を続けてこられた方なんですね。その方が2023年で現役引退しますってなって、最後の試合が公式戦通算2100試合目だったんですよね。

2100試合という、キリのいいところで引退される。33年間1回も休まずというのもすごいんですが、谷保さんが引退しますって発表してからがすごかったです。その時、ロッテの調子が悪かったんですよ。優勝争いにはいたんですけど、多分今年は無理だろうなみたいな… 

ただ、谷保さんが引退を発表してから8勝2敗と勝ちまくって、最終的にクライマックスシリーズにも残って。クライマックスシリーズのファーストステージ、 ZOZOマリンスタジアムでソフトバンクとの試合です。勝った方がオリックスへの挑戦権を得られる試合で、延長10回の表、0対0の場面に出てきた澤村投手が3点取られてしまって、さすがにこれ終わっただろうなみたいなところから、裏の攻撃で2人のランナーが出て、その後でシーズン1本しかホームラン打ってなかった藤岡野手が、まさかの同点スリーラン! その勢いのままサヨナラ勝ちするみたいな。「絶対これ映画や」みたいな試合が起こってしまって。 …あれは泣きましたね。

━━ MVP とか優勝チームとか、この勢いで行くだろうなみたいなのって、 いつぐらいからわかるものですか?

大体、夏ですね。交流戦が終わったぐらいから、明らかに疲れが出てきて調子落とすピッチャーとかいるんですが、そこらへんをちゃんとマネジメントして、ローテーションを考えたりだとか、若手のピッチャーを起用するなどしてやりくりしているところが徐々に抜け出して、最終的にそのままリーグ優勝を勝ち取るみたいな。オリックスがそういうことするんですよね。ちゃんとその選手の疲れとかを考慮しながらみたいな。 この場面はこいつにしか任せられないとか、クローザーはこの選手だからとかにこだわるチームは、そのまま崩れていく気がします。

━━ それは監督による采配次第ってことですよね?

そうですね。ただ、3連投以上絶対させないとかで、もう常に100パーセントの状態で選手を使うっていうの、すごい心がけてるところもあって。他の球団がそれを真似できるのかっていうと、やっぱ同じクラスの選手をちゃんとファームで育てないとダメじゃないですか。オリックスはいつでも変えられるようにファームの選手もちゃんと育てているからこそできる余裕かなっていう。

2024シーズンはソフトバンクとチームワーク

━━ 2024シーズンが始まってしばらく経ってますけど、今シーズンの注目ポイントみたいな、浜本的2024シーズンの見どころはどの辺ですか。

ソフトバンクですね。 去年 80億円ぐらいかけて選手を補強したんですよ。でも、クライマックスシリーズでロッテに負けて3位という結果で終わってしまって、叩かれたんですよね。今年は山川選手だったり、巨人の外国人助っ人選手とかも獲ったり、監督やコーチも総入れ替えして… 今、すでに首位独走みたいな感じに入りつつあるんで、このままちゃんとお金かけた分の対価を得られるのかどうかですね。

あと、ソフトバンクはその黄金時代と言われる、工藤公康さんが監督だった頃の選手が30後半になってきて、そろそろ世代入れ替えの時期なんですけど、まだちょっとベテランに頼ってる部分が多くて… そこら辺をどうするのかですね。ベテランを起用し続けて今年の優勝を取りに行くのか、来年、再来年を見据えてもっと若手を起用していくのかとか、そこら辺も見どころではあります。

逆に、三連覇中のオリックスは主力の放出からどうやりくりするか、近年2位、3位と惜しいところで優勝を逃しているロッテがそろそろ来るか、日本ハムなんかは若い選手が着々と頭角を出してきていますし、今年も見どころがたくさんですね。

━━ ありがとうございます! って、人生でなにかにここまでハマったのって初めてですか?

野球が初めてですね。

━━ 野球を見続けてきて、何か得られたものとか、人生で変わったことってありますか?

野球を色々と考えながら見ているからか、例えばちょっと外を歩いた時とかでも、この商品ってなんでこの値段なんだろうとか、「なんでなんだろう?」みたいに考えるようになったかもしれないですね。

野球って、中継画面を見てると大体みんなピッチャーとキャッチャーしか見てないと思うんですけど、後ろを見たら外野手がポジショニングを変えてたりとか、コーチがサイン出してたりとか、結構いろいろと見どころがあるんですよね。そんな見方をしていたからか、街を歩いてるだけでもこれまで気づかなかったことに気づけたり、見逃しがちなところまで見るようになったのかなと思います。

━━ では、最後に、次の1年間に仕事でやりたいことはどんなことですか?

チームで動くことを意識していきたいですね。この1年、割といろいろなことを任せてもらっていたので、今度は 他の人にも自分がやっていたことをお願いしてみたり、1つのものを2人とか3人とかで一緒に分担しながらやってみたり、チームワークで結果を出したいなと思っています。

個人的には、お客さんが気づいていない課題を見つけたいです。今は、お客さんの依頼に対して100% 応えるか、問題がある場合は提案をしています。でも、お客さんより先に課題を見つけて提案し、「それは良いですね」と言われるような実績を作りたいです。


浜本さんの熱量はもちろんですが、サブスクで全試合観られる時代だからできることでもありますし、フルリモートワーク&フルフレックスのデジタルキューブだからできることでもあると思いました。
同じように、夢中になっているものに対して、時間や場所の制約があってそれを不自由に感じている場合、デジタルキューブで働くことで、その不自由を打破することができるかもしれません。

浜本さんのルーキーイヤーを振り返るインタビューもぜひご覧ください⚾

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それでは、また。

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