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仕事とキャリア

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現在、株式会社5(5co.ltd)では積極的に未経験からの採用活動を行っています。 面接やWebサイトだけではなかなかお伝えできない5co.ltdの考え方、デジタルマーケティング…
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2023年9月の記事一覧

マーケティングは情緒じゃなくて、ロジックとメカニズム

なんだと、最近よく思います。 マーケティングって「消費者の心理にグッと訴えかけて気持ちや行動の変化を促すものすごく情緒的な活動」「その人を納得させるような何かの心理術」のように見えてませんか? 別にアンケートなどで何割の人がそう考えているとかを調査したわけじゃないですが、なんかいろんな人と話をしているとそう考えている人って多いんじゃないかな?って気がしています。 たしかに広告やいろんな販促キャンペーンを見ていると思わず目を引いてしまったり、胸がキュンとしてしまうことがあ

「デジタルマーケティング」=「SNSを使って集客すること」じゃないよ。

わかっている人だと「そりゃそうだよ」って思ってくれるのですが、20代前半の人たちと面接をしていると「デジタルマーケティングはSNSを使ってインフルエンサーから情報を広げる仕事」って考えちゃう人たちに割と多く出会います。 今時の20代前半の方だとインターネット広告やプロモーション活動に最初に触れるのがインスタグラムやラインなどのSNS上なんですね。だから「SNSで行われていること」=「マーケティング施策、デジタルマーケティング施策」のように見えてしまうのかなぁ、と思います。

二次面接こそ、事前の準備を怠るな

採用面接で、一次面接と二次面接を同じ準備レベルで受けてしまう人がいます。どういうことかというと、一次面接を通過したあと二次面接までの間に、追加でその企業のことや業界のことを調べてみるとかをなにもしないのです。実は、一次面接通過後の二次面接は、絶対に一次面接と同じ状況(自分自身の意識、相手の会社や業界にたいする理解、受け答え内容等)で受けてはいけません。 せっかく一次面接を通過したのにもの凄くもったいないと思うのですが、実際には、一次面接を通過して二次面接の間に何もしていない

転職(就職)希望先の業界地図は見ておいた方がいいよ。

という話です。 ちなみに、広告業界の規模はこのあたりを見ればわかります。 電通報「2022年 日本の広告費」解説 何を言いたいかというと、先日の中途採用面接でこんなことがありました。 Q「どうして、デジタル広告の業界を受けてみようと思ったのですか?」 A「はい。これから自分自身のキャリアを考えてみると、より市場の大きな業界で成長をしていこうと考えたからです」 Q「なるほど。いまあなたのいる業界の市場規模ってどのくらいですか?」 A「いやぁ、それはちょっとわからないので

できない理由をならべるのではなく、「なんとかして”やる”方法」を考える。

「出来ないって一度でも言っちゃダメなんだよ。やる方法を考えるのがおまえの仕事なんだよ」 実は私が社会人になったばかりのころに当時の先輩方に言われたことなのですが、40年近く経った今でも全くその通りだなと思っています。 顧客からのリクエストや立てた目標の中にはかなり達成困難なものもあります。そんなときに、出来ない理由をいろいろと出していく人がいるんですが、それは広告会社の人間としても、コンサルタントとしてもNGです。 どんなに達成困難なことであっても「なんとかしてやる方法

仕事の進め方について〜一夜漬け体質はNG

Q:ある新しい依頼がきて期日までに仕上げなければいけなくなりました。さて、あなたのその依頼に対しての時間配分はどのタイプですか? A:期日の直前になって短時間で一気に仕上げる。 B:毎日少しずつ取り組んで計画的に仕上げていく。 C:なるべく早い段階である程度のクオリティーまで仕上げて、あとは軽微な修正をする程度にする。 実際の調査結果がないのでなんとも言えないのですが、世の中一般の夏休みの宿題の傾向から推測するに、〆切の直前で一気に仕上げようとするAの人が結構多いんじゃな