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(02) Trouble shooting of Wi-Fi connection from M5 Stack Core 2

本記事は、マガジン「何らかの不具合対策を、忘れないように、メモとして蓄積します」の記事です。

UI Flowの下記のダイヤグラムでは、M5 Stack Core 2のWi-Fiへの接続が上手く動作しない。SSIDとパスワードを代入して、実行するも、「Connect to Wi-Fi SSID …」から戻ってこないで、プログラムが止まります。

不具合のあるプログラム

M5 Stackの開発環境であるUI Flowを、今回、初めて採用して使ってみています。UI Flowは、デスクトップ版のサポートを終了して、Web版のみがリリースされていいます。Web版は、Wi-Fi経由で、M5 Stackと接続してプログラムの実行を制御しています。この部分は、正常動作しています。この時、使用されるSSIDは、ファームウェアを書き込むときに指定したものとなります。Wi-Fi自身は正常に動作していることは、分かりますが、何故、上図のプログラムが動かないのか、不思議でたまりません。
もしやと思い。Wi-Fi接続に関して、Web版のUI Flowを使っている場合、UI Flowに設定している情報が優先されるのかと、仮説を立て、下図のプログラムへ変更して、実行してみました。

Wi-Fi接続に成功したプログラム

すると、Wi-Fi接続に成功するようになりました。単に、ブロック「Wi-Fi connect」を呼び出すだけで、UI Flowで設定済みのSSIDへ接続できました。
意味不明の不具合だったので、ここにメモを残します。

単に、RTCの時刻を合わせたかっただけなのですが、だいぶん時間が溶けました。完成品は、下図の環境モニタです。気温、気圧、湿度、CO2濃度を表示し、SDメモリへ記録を残します。

完成した環境モニタの外観

フレームは、3Dプリンタで作り、棚板をはさんで、留めるようにしています。

以上

【後日談】

要注意)M5 Stack Core2のRTCのライブラリには、不具合があって、最新版へ更新する必要があります。更新しないと、不定期に、でたらめな日時値が返ってきます。

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