見出し画像

はじめまして。デジパタです。

主にファブリック系デザイナーとして、普段はオリジナルの子供服を中心に国内外に販売をしています。

少し自己紹介をさせてくださいね。

わたしが洋裁をはじめたのは小学3年生。
母に洋裁を習いながら、6年生では自分の服も作るくらい洋裁にすっかりのめりこんでいました。

小学生当時、お小遣いではなかなか手芸本を買えないため、図書館に通い手芸本を借りてきては型紙を写していたのを覚えています。

父が在宅で製図屋(当時はすべて手書き)をしていたこともあり、トレーシングペーパーや大きな用紙が使い放題だったというのも、気軽に型紙を作り洋裁を楽しめた大きな理由になっています。

でも、社会人になって一時は離れてしまった洋裁。

結婚を機に、寝に家に帰るだけの忙しい社会人生活を終え、出産子育てを経てまたまた洋裁生活に戻ってきました。

趣味で続けていた洋裁ですが、現在は小物や服のデザインと製作、販売をしています。

手づくりボロボロ型紙どうする問題

洋裁で使う型紙は、いつも紙に手書き。

自分の服や布小物を作る分には、一回使って終わりなのでそれほど気にしていなかったのですが、作ったものを販売するようになって問題が発生。

何度も何度も同じ型紙を使うことで
ボロボロになっていく型紙たち

よれよれ
びりびり
テープの補修、、、

苦労して作った大切な型紙がどんどん壊れていく。

これ、さすがにどうにかしないとまずいんじゃないか。

それに、もし明日災害がおきて、
この型紙が無くなることになってしまったら、、、

そんなことを考えると、急に紙の型紙の管理が怖くなってきました。

おうちでデジタル型紙を作る方法は?

そんな恐怖に打ち勝つべく、真剣にデジタルの型紙を作ろう、と重い腰をあげることになりました。

いざ始めるとなると、
「どう作るか」の前に「そもそもどんなソフトを使うべきか」
そこから考えないといけません。

私の目的や用途を考えると、当然プロ向けの高価なCADは選択肢には入らず。

国内に限らず海外も含めて、予算的、機能的にバランスの良いツールがないか色々探し、現在はAffinity Desingerをメインに使っています。

Affinity Desingerは型紙を作る専用ソフトではなく、Adobe illustratorのようなグラフィックデザインツール。

そのため、型紙を作るにはちょっとした工夫も必要になってきます。

パターン作成専用ソフトじゃないからこそ、型紙作成のためのチップスを見つけるのもなかなか楽しい時間です。

デジタル型紙で広がる世界

自分のデジタル型紙が作れるようになると、保管の不安がなくなるだけでなく、ちょっとしたサイズ変更やデザイン変更が簡単にできたり、自分の作った型紙をPDFで海外に配布をするなんてことも。

紙の型紙から、ぐっと世界が広がるんです。

わたしもまだまだ勉強中ですが、自分の備忘録を含め、私が今まで調べたり体験したおうちでデジタル型紙を作るための情報を共有し、洋裁好きの方がデジタル型紙を通じてもっともっと洋裁を楽しめたらと思い、noteにまとめていくことにしました。

型紙以外にも、私のハンドメイド作品の国内・海外販売の経験の発信も合わせてしていければと考えています。

どうぞ、よろしくお願いします。

デジパタ - おうちで作るデジタル型紙

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?