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リスティング(検索広告)が一周廻って一番難しい件
よく新規のクライアントに会って現状の取り組み施策をヒアリングすると「リスティングくらいならやっているよ」という回答をいただきます。
この言い方からしても、リスティング広告をあまり難しいものというとらえ方をしていない印象を受けます。
実際、インターネット広告を始める場合は検索広告は一丁目一番地でまず初めに取り組む広告ではあります。
しかし、検索広告は他の広告に比べて作業工数とPDCAに手間がかかるというもの事実。
例えば
入稿に際しては各種オプション設定(サイトリンク、コールアウト、場合によっては住所表示、電話番号表示)さらには複数パターンのタイトル&説明文(TD)
そして、定期的なクエリ(検索語句)のチェック、キーワードとタイトル&説明文の関連性のチェック
入稿時に一発で広告を品質をMAXにすることは至難の業であり、それなりの時間をかけて品質をあげてゆくべきものです。
しかしながら、初期の入稿から「ほったらかし」のケースが多発。特に月額予算が少ない場合は、まったくメンテされていないケースが大半ではないでしょうか?
このあたりに、検索広告の難しさがあると思っています。
クライアントは入稿したキーワードにしっかり広告が出ていると誤認していますが、実際は狙い通りになっていないとか、予算不足によりインプレッションシェアが低いなどいろんなケースがあります。
【解決策】
私の考える解決策は下記の通りです。
広告の自動レポートツールを導入し、検索クエリに関して自動的にレポートが出るようにする。
曜日を決めて検索クエリをチェックする。
チェックした後、関係ない語句のフレーズ一致での除外設定を登録する
※ここで一番面倒なことは 関連性の向上を視野に入れてのメンテ
狙ったキーワード群の広告グループと広告TDとなるように広告グループ単位で除外設定が必要
そもそも
■初期入稿の際に「絞り込み部分一致」は多様する一方で「部分一致」は避ける。
■ブランド指名と一般キーワードのキャンペーンを分けて、指名に対しての予算不足を防ぐ
以上が、リスティング(検索広告)が一周廻って実は一番難しいと思う所以です。これに加え、Googleショッピンキャンペーン(PLA)に連動する商品FEEDの構築、連携など奥が深いと思います。
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