イギリス首相「主権取り戻す」

画像1

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年06月24日に、イギリスでEU(European Union/欧州連合)離脱(Brexit)の是非を問う国民投票が実施されてから、2021年06月23日で5年が経った。

画像2

イギリスのボリス・ジョンソン首相(British Prime Minister Boris Johnson)はこれに合わせて議会で「イギリスは主権を取り戻す機会を与えられた」と述べ、「こうした自由を活用して、国民により良い将来をもたらすのがわれわれの責務だ」と強調した。

https://time-az.com/main/detail/74667

ただ、イギリス領北アイルランド(North Irland)の通商問題などでは依然として膠着(こうちゃく)状態が続くほか、国内でも離脱派と残留派の分断が引き続き鮮明となっている。

画像3

ジョンソン首相は「新型コロナウイルスのパンデミック(Pandemic/世界的大流行)から回復する中、イギリス全体を結束させて押し上げるため、取り戻した主権の真の可能性をつかむ」と強調した。
「規制や補助金を独自に管理し、自由な貿易港として新規投資を呼び込める状態になったことで、全国的にイノベーションや雇用、復興を促進する」とした。

画像4

だが、国内ではEU離脱を巡る分裂が続いている。

市場調査会社サバンタ・コムレス(Savanta ComRes)が18~20日にイギリスの成人約2,200人を対象にした最新調査によると、EU離脱を問う国民投票があす行われた場合、残留に投票すると回答した人は51%で、離脱の49%を上回った。2016年の実際の国民投票の結果は、離脱が51.9%、残留が48.1%だった。

画像5


イギリスなら、「時が解決する。(Time is Money)」と言うことだろう。

画像6

5年前の前後で、何が起こっていたか?
当時に風刺画とともに、振り返ると、不思議なものが見えてきた。

画像7

2016-10-12---イギリス£、急反発!
2016-10-11---Brexitは、US$1.23落ちて、その市場価値はUK £660億になっている。
2016-07-14---ドイツは、ボリス・ジョンソンが新外務秘書官にしたイギリスを笑った!
2016-07-12---世界最大会社の一つが、Brexitの後、ロンドンから出て行く!?
2016-07-11---数日で首相になるテレサ・メイは、ゴードン・ブラウンを無能と告発。
2016-07-10---セリーナ・ウィリアムズは、ウィンブルドンで勝って、Brexitで3800万円が消えた!
2016-07-09---1,000人を超える弁護士から、デイビッド・キャメロンへの手紙。
2016-07-04---Brexitは、イギリスのIT事業で10%のカットを予測。
2016-07-04---Brexitの指導者UKIPリーダーのナイジェル・ファラージは辞任。
2016-07-04---イングランド銀行は、Brexitの『リスクは結晶しはじめた。』と言った。
2016-07-03---ドイツはBrexitの後、若いイギリス人に二重国籍を提供しなければならない。
2016-07-01---Brexitの旅行問題。
2016-06-28---欧州議会、イギリスに「可能な限り早く」EU脱退プロセス開始を要求。
2016-06-27---エリザベス女王「私はまだ生きています。」
2016-06-27---EU高官は、イギリスがEU離脱手続き取らない可能性を指摘。
2016-06-26---早速、イギリスのBrexit投票結果で、食品値上げ確実。
2016-06-26---2番目のEU国民投票請願は、320万を通過。
2016-06-25---イギリスの国民投票やり直し求める署名100万件超えた。
2016-06-24---イギリスのEU国民投票開票の最新情報は、残留!?
2016-06-24---モルガン・スタンレーは、ロンドンの2000人をダブリンとフランクフルトに移動させる?
2016-06-24---過去100年で最悪だった総理大臣、さようならキャメロン。
2016-06-24---世界中の風刺画家は、EU国民投票結果に反応。
2016-06-24---Brexitで、ロンドン証券取引所とドイツ取引所の「合併」?!
2016-06-24---Brexitで、アップル株価直撃2.81%落下。トヨタのロンドン市場は、23.68%下落。
2016-06-24---デイビッド・キャメロンは辞任を発表!
2016-06-24---イギリス政府は、S&Pの信用格付けをAAAから落とす。
2016-06-24---イギリスのEU離脱で、シンガポールの両替所に行列!
2016-06-23---イギリス民投票の賭けは、史上最大の政治イベントに !

画像8

2016-06-23---ドイツの大衆紙「Bild」、EU残留なら「66年サッカーW杯のゴール認める」
2016-06-21---イギリス議会は、殺害された女性議員を追悼。
2016-06-21---EU国民投票2日前の電話投票。どうなるイギリスの身勝手!?
2016-06-20---イギリスのEU国民投票リーフレットに掲載されたロゴで日産が、起訴!!
2016-06-16---イングランド銀行。イギリスのEU離脱は、£が鋭く下落するかもしれないと警告。
2016-02-04---右翼プレスは、EUの外で私達をいじめることを許されない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?