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ハマスはさらに民間人人質2人を解放したが、50人の捕虜の解放をめぐって交渉は難航。

米国のWSJ(Wall Street Journal/ウォールストリート・ジャーナル)(電子版)は2023年10月24日に、協議に詳しい当局者らによると、問題となっているのは、ガザ地区への燃料輸送をイスラエルに許可するという武装勢力の要求である。 米国がテロ組織に指定しているハマス(Hamas)は、人道的見地から人質2人を解放すると発表した。 ハマス、カタール、エジプト、イスラエルは、燃料を含む人道支援の着実な提供と引き換えに、さらに多くの捕虜の解放を交渉している。

イスラエル首相府は、この2人の女性をヨチェベド・リフシッツ(Yocheved Lifshitz/85歳)とヌリット・クーパ(Nurit Cooper/79)と特定した。2人は10月07日にニル・オズのキブツ(kibbutz of Nir Oz)を攻撃した際にハマスの戦闘員によって拉致された。

彼らの夫は今もガザで拘束されていると、首相官邸が声明で述べた。

イスラエル当局者は、ハマスや他の過激派が燃料を軍事目的に転用する可能性があると考え、燃料の配達を許可する前に人質全員の解放を望んでいると述べた。
ハマスは2023年10月07日のイスラエル南部攻撃で1400人以上を殺害した。

イスラエル軍は、その日パレスチナ武装勢力によって拉致された222人が今もガザで人質になっていると発表した。
ハマスが運営するガザ保健省(Hamas-run health ministry in Gaza)によると、この攻撃に応じたイスラエルの飛び地への空爆で5,000人以上のパレスチナ人が死亡したが、その数は独自に検証できなかった。数十万人のパレスチナ人がガザ地区北部からの避難命令を拒否しており、75年前のアラブ・イスラエル戦争中に家族が追放されたり、イスラエルとなった土地から避難したりすることを恐れている。

AP通信は2023年10月23日に、エジプトからの3番目の小規模援助船団がガザに入った。
ガザではイスラエルの封鎖された国境の下で人口230万人が食料、水、医薬品が不足している。
イスラエルは依然として燃料の入国を禁止しているため、トラックに燃料を供給できなくなり、数日以内に援助の配布が停止するだろうと国連は述べた。

絶え間なく負傷者が押し寄せるガザの病院は、救命医療機器や未熟児用の保育器に電力を供給する発電機を稼働し続けるのに苦労していると報告している。

https://www.wsj.com/world/middle-east/talks-to-release-hostages-held-up-over-hamas-demand-for-fuel-fcc29267?st=dqt6h4t6ga2x6ow&mod=djemwhatsnews
https://www.wsj.com/livecoverage/israel-hamas-war-news-gaza-palestinians/card/gaza-on-the-brink-as-limited-supplies-arrive-jQTkpNNTjeCxKUobi1JO
https://www.wsj.com/livecoverage/israel-hamas-war-news-gaza-palestinians
https://whatsnews.cmail19.com/t/d-l-vdjyhz-ilhkxduhl-o/
https://whatsnews.cmail19.com/t/d-l-vdjyhz-ilhkxduhl-n/
https://apnews.com/article/israel-palestinian-gaza-war-syria-lebanon-hamas-c0e7ec55428fedc97f75bdfdc0c0679a

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