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EU、ロシア「ノルドストリーム」のパイプライン損傷は「意図的」で同意。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年09月29日に、ロシアとドイツをバルト海(Baltic Sea)経由で結ぶガスパイプライン「ノルドストリーム1(Nord Stream1)」と「ノルドストリーム2(Nord Stream2)」でガス漏れが確認されたことを巡り、欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル・フォンテルス外交安全保障政策上級代表(Josep Borrell Fontelles, High Representative for the Common Foreign and Security Policy, Secretary General of the Council of the European Unio)は2022年09月28日に、「意図的な行為の結果(deliberate acts)」との見方を示した。故意の破壊であることが証明されれば、断固とした対抗措置を取るとしている。

一方、ロシアの在デンマーク大使館も2022年09月27日に声明を発表し、ガス漏れは破壊行為によるものとの見方を示した上で、「あちこちで生じている根拠のない非難や思い込みは、情報をかく乱し、客観的で公平な調査を妨げるための意図的なものだ」としている。

イギリスの経済新聞「FT(フィナンシャル・タイムズ/Financial Times)」によると、ガス漏れの原因については、スウェーデンとデンマークが調査に当たっているが、デンマークのフレデリクセン首相やドイツの政府高官、ポーランドのモラウィエツキ首相のほか、米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)も、破壊活動によるものとの見方を示している。

このような場合の米国の意見は、何も直接的な被害はないので信用できない。

多くの場合は、ロシアは悪人説流布の手段に過ぎない。

これは、日本が「ノルドストリーム」のパイプライン損傷で、ロシアを非難するのに似ている。

ロシアはかねて、「ノルドストリーム1」の故障を理由に同パイプライン経由のガス供給を停止しているが、ヨーロッパ側はこれが同国のウクライナ侵攻を受けた経済制裁への対抗措置とみている。「ノルドストリーム2」は2021年9月に敷設が完了し、既にガスも充填されているが、ウクライナ危機を背景にドイツが承認手続きを停止したため運用は開始されていない。

もしかすると、充填されているガスの盗難に対するガス抜きかもしれない。

ロイターは2022年09月29日に、ロシアは2022年09月29日に、バルト海のガスパイプライン「ノルドストリーム」の破断によって米国が利益を得る立場にあると述べ、依然として説明のつかない損害の責任をめぐる欧米との言い争いをエスカレートさせるような発言を行ったと報告した。

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官(Foreign Ministry spokeswoman Maria Zakharova)は記者会見で、パイプラインが永久に使用されなくなれば、米国はLNG(Liquefied Natural Gas/液化天然ガス)の販売を増やすことができるだろうと述べた。

EUは、ガスプロム(Gazprom)が運営するバルト海下のパイプライン、ノルドストリーム1と2の漏れの原因を調査しており、妨害工作の疑いがあると述べている。

どちらも事故当時は使用されていなかったが、まだ大量のガスが残っていた。

ロシアとヨーロッパのパートナーが何十億ドルもかけて建設したパイプラインに対する意図的な攻撃の背後に誰がいるのかは、まだ不明である。

木曜日にクレムリン(Kremlin)は、国家による「テロ(terrorism)」が損害の原因であるようだと述べた。

4つのパイプラインが別々に破裂しているため、修理が可能であるとして、修理のスケジュールは示されていない。

ザハロワはまた、EUの調査が「客観的」であることを求め、ワシントンは「自ら説明」しなければならないと述べた。これは、2月にバイデン大統領が、ロシアがウクライナに軍隊を派遣すれば、「ノルドストリーム2はもう存在しない」と述べたことに言及したものである。

頭がボケたバイデン大統領は、モスクワがウクライナに軍を派遣する数週間前に完成していたものの、規制上のハードルをクリアできず、軍事作戦が始まる直前にドイツによって凍結されたパイプラインに対する制裁の可能性に言及している。

あれはアメリカ史が好きなバイデン大統領によるルーズベルト大統領の真似をしたアメリカだけが儲かる大作戦で起こったドイツへの脅迫であった。そのおかげで、ドイツは地獄に落ちた。
だが、アメリカによるドイツ支援はない。

今回の事件も、アメリカ人が好きな「スパイ大作戦」、イギリス人が大好きな「007」の一部かもしれない。

確か、石油パイプライン爆破の作戦もあった。

それを邪魔する国は、ドイツでも攻撃してくる。

アメリカは、困った、怖い、気の小さな人たちであった。

狂牛病問題の時、私は米国からDDOS攻撃を仕掛けられたことがある。

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