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中国外交--新大使のアフガニスタン到着後、中国はタリバンの均衡行動を継続。

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2023年09月16日に、中国政府は、公式に認めていない政権が統治する国に大使と大使館を置くという異例の立場にある。

このような大使は、中国人か、私しかできないだろう。

外交関係者らによると、中国は国内危機が続く中、支援を示しているが、正式な関係を築く準備はまだ整っていない。

アメリカは、米国多発テロの反撃として、イラクとアフガニスタンに侵攻し、タリバン(Taliban)を目の敵にして殺戮し、勝手に米国のジョー・バイデン大統領(President Joe Biden)は撤退を指示し、アフガニスタンで米国への協力者を全員助け出さないで、壊れたヘリコプターやひっくり返ったバスなど放置し、銃撃戦の中を逃げ出した。

そして、次は米軍兵士を使わないでウクライナを支援すると言い出して、廃棄処分が決まっている武器をウクライナに無償で提供し、代理戦争を展開させている。

2023年09月13日水曜日、カブールで行われた盛大な式典で新駐アフガニスタン中国大使の趙興(China’s new ambassador to Afghanistan, Zhao Xing)が信任状を授与され、2021年08月にタリバンが政権を奪還して以来、そのポストに着任した初の外国特使となった。

どの外国政府からも正式に承認されていないタリバンは、趙氏の到着を「新たな章の始まり」として歓迎したが、中国外務省は正式な承認への期待を軽視しようとした。

タリバンはまだどの外国政府からも承認されていないが、関係者らは、この任命は中国がイスラム原理主義団体と緊密な関係を築こうとする姿勢を示していると述べた。

通常の外交儀礼から逸脱して、米国支援の前政権崩壊後も中国政府は大使レベルの関係とカブールの大使館を維持した。

北京の外務省は、趙興の到着を「駐アフガニスタン中国大使の通常の交替であり、中国とアフガニスタン間の対話と協力を引き続き推進することが目的」であると説明した。

中国と米国。
どちらが正しいか?

ロイター通信によると、同省は「アフガニスタンに対する中国の政策は明確かつ一貫している。」と付け加えた。

中国は、2年前の米軍無秩序な撤退後、タリバンの政権復帰を最初に歓迎した国の1つであり、タリバン突撃事件を主催する数少ない国の1つである。

2023年09月15日金曜日に、中国大使館のウェブサイトに掲載された最初のメッセージの中で、趙新駐アフガニスタン中国大使は「この分野での実際的な協力は、中国・アフガニスタン関係の持続的で健全かつ安定した発展を促進し、両国民の伝統的な友好関係を継続し、中国の発展を可能にするだろう。」「 アフガニスタンにより良い利益をもたらす結果となるだろう。」と述べた。

昔、イラクの電気通信環境を構築したイギリスが撤退し、世界で珍しい通信環境が崩壊し、ほとんど使い物にならなくなった国があった。

そこにNTTの英雄が乗り込み、通信環境を再構築し、稼働可能にした。

その作業中に、私はイラクに入国した珍しい日本人観光客で、日本大使館でよく入ってきましたね〜と言われた。

その大使館員のほとんどは、その後に米国の侵攻でイラクの過激派に銃撃され殺された。

イラクを観光中は、必ず秘密警察のボディーガードが横にいた。あんな観光は初めてであった。

https://www.scmp.com/news/china/diplomacy/article/3234744/china-continues-taliban-balancing-act-after-new-ambassador-arrives-afghanistan
https://www.scmp.com/news/world/russia-central-asia/article/3233032/afghanistans-taliban-say-they-have-signed-mining-contracts-worth-us65-billion?module=hard_link&pgtype=article
https://www.scmp.com/news/world/article/3232484/taliban-stop-afghan-women-visiting-popular-national-park?module=hard_link&pgtype=article
https://www.scmp.com/comment/opinion/article/3233071/talibans-repressive-rule-afghanistan-driving-its-own-demise?module=hard_link&pgtype=article

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