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ジェローム・パウエルの「インフレの囁き」。ポール・ボルカー

米国のWSJ(Wall Street Journal/ウォールストリート・ジャーナル)(電子版)は20220年9月20日に、景気後退のリスクを冒してでもインフレを抑えることを目指すFRB議長は、1980年代の脚本を参考にしている。

「仕事が完了するまでやり続けなければならない。」

FRB関係者は、高いインフレ率に対抗するために景気を減速させる必要があることから、投資家が自分たちの意図を見誤っていると考えていた。

米国のFRB(Federal Reserve Board/米国連邦制度準備理事会)のジェローム・パウエル議長(Federal Reserve Chairman Jerome Powell)は、広く期待されていた講演で、ぶっきらぼうな態度を取ることにした。

https://time-az.com/main/detail/77750

パウエル議長に話を聞いた2人の人物によると、議長は当初の演説を破棄し、代わりにシンプルなメッセージ-インフレとの戦いの代償として景気後退を受け入れることを込めた異例の短い演説を行ったという。

20220年9月21日、22日の会合は、0.75ポイントの追加利上げを承認するかどうかを決定する可能性のある2つの主要な問題に直面している。

複数の当局者が、年末までにFF金利を4%に近づけたい。
つまり現在の水準より約1.5%ポイント引き上げたいとの意向を示している。これは、今年残り3回のFRB会合でそれぞれ様々な規模の利上げを行うことで達成される可能性がある。

アナリストによれば、積極的なアプローチとして、今度の会合で0.75ポイントの利上げを行い、次の2回の会合でより小さな利上げを行うということである。

調査会社SGHマクロアドバイザーズのチーフエコノミスト、ティム・デュイ(Tim Duy, chief U.S. economist at research firm SGH Macro Advisors)は、「政策金利が今あるところよりもずっと遠くに行く必要があり、オーバーシュートのリスクはまだかなり低い」と述べた。「そして、さらに遅れをとるリスクを冒すよりも、むしろもう少し前に出ようとするはずだ。」と話していた。

また、日銀の黒田は、まだ動かないだろう。

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