2001年以降で、太陽活動が最も活発。
ForbesJAPANは2024年08月06日に、2024年7月に太陽の黒点が2001年12月以降で最大数に増えたことが明らかになった。科学者たちは、今後数週間あるいは数カ月間、オーロラの出現が増えるかもしれないと伝えた。
NASAによると1611年以降、数え続けられており、その数は太陽が磁気的にどれほど活発であるかを示している。
オーロラだけではない。
電磁波も増える。
宇宙気象サイトのspaceweather.comが、ベルギー王立天文台の太陽影響データ解析センター(Royal Observatory of Belgium's Solar Influences Data Analysis Center)によると、2024年07月の月間平均黒点数は196.5に達した。
先週、北米ではオーロラの写真が数多く投稿され、ニュースになったが、しばらくの間この状態が続く可能性がある。
また、北海道でもオーロラを見ることがあるかも知れない。
黒点とは太陽フレアの発生源であり、しばしばコロナガスの放出をともなう。
太陽フレアとは太陽から放たれる高エネルギーの電磁波で、光速で移動しわずか8分間で地球に到達する。太陽フレアは電波障害を起こすことがあるが、オーロラは発生させない。
しかしコロナガスの放出は、磁場と荷電粒子を最大速度秒速3000kmで太陽系に向けて放出する。地球の方向に放出されれば、磁気嵐を起こす可能性があり、それがオーロラを発生させる。コロナガスの放出は数日かけて地球に到達する。
太陽はおよそ11年の太陽周期をもち、その間、太陽の磁気活動は強弱の変化を繰り返す。今は活動のピークである「太陽極大期(solar maximum)」への変わり目にあることが、太陽表面の黒点を数えることでわかっている。現在は第25太陽周期(Solar Cycle 2025)で、2019年に始まった。
SWPCの最新予測によると、極大期は2024年08月から2025年01月になるという。
オーロラは、太陽から放出される荷電粒子(charged particles from the sun)の流れである太陽風(solar wind)によって作られる。太陽風が地球の磁場(Earth's magnetic field)と衝突すると、北極と南極で磁力線を加速し、複数の緑と赤の楕円を作る。通常それらはアラスカ(Alaska)、カナダ北部()、あるいはスカンジナビア北部のノルウェー(Norway)、フィンランド(Finland)、スウェーデン(Sweden)、アイスランド(Iceland)などの北極圏近くでのみ見られる。
しかし、太陽フレアとコロナガスの放出が多く発生すれば、太陽風はより強くなり、それらの楕円形はさらに南下する。それが起きた時、北海道でも、北の地平線上のかすかな輝きとしてオーロラを見ることができることができるかも知れない。
北海道の名寄にいる知人に見たことがあると聞いたことがある。
ただし、時には飛行機の機器に影響することも考えられる。
なよろ市立天文台 きたすばるの緯度、経度。
44°22'26.7"N 142°28'58.6"E
または、
44.374069, 142.482942
所在施設: 北海道立サンピラーパーク
所在地: 〒096-0066 北海道名寄市日進147-157-1
営業時間:
営業中 ⋅ 営業終了: 21:30
電話番号: 01654-2-3956
行く気になっても、大変なので、北海道立サンピラーパークで宿泊する方がいいでしょう。
https://forbesjapan.com/articles/detail/72943
https://www.forbes.com/sites/jamiecartereurope/2024/08/03/northern-lights-alert-solar-activity-at-23-year-high-scientists-say/
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