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人民元安が中国の小売ゴールドラッシュに拍車をかけている。

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」の何慧峰(He Huifeng)は2023年09月26日に、人民元が下落し、住宅市場が低迷し、株価が相変わらず不安定な中、中国の労働者と中間層は、輝きを取り戻しつつある一つの投資選択肢、すなわち金に目を向けていると報告した。

また、「SCMP」の何慧峰は2023年09月24日に、経済情勢が不安定な中、中国人投資家は海外不動産の売却に奔走していると報告した。

「SCMP」のフランク・チェン(Frank Chen)は2023年09月19日に、中国は米国債の保有を減らし続けているが、利上げサイクルが終わりに近づくにつれ、方針を転換するのか?

海外資産(その大半は米ドル建て)の安全性に対する懸念が根強い中、中国は米国債の保有を4ヶ月連続で減らした。

「SCMP」は、香港のジャック・ラウ(Jack Lau)とワシントンのロバート・デラニー(Robert Delaney)によるレポートとして2023年09月22日に、この作業部会は、ジャネット・イエレン米財務長官(US Treasury chief Janet Yellen)と何立峰中国副首相(Chinese vice-premier He Lifeng)との会談後に設置された。

そのテーマは多く語られているが、米国が要求していることは、中国は米国債の保有を4ヶ月連続で減らしていることで、これを止めて欲しいということだろう。これが続くことは、米国の金融不安定は避けられないということである。

つまり、日本と中国が所有している米国債は、米国にとって命綱である。

それを中国は、金に置き換えている。

つまり、中国が米国債を信用しなくなっている。

今まで、何度も話題になったが、米国のジョー・バイデン大統領(President Joe Biden)は、日本と中国が所有している米国債で維持されているが、全てを売り払ったら、米国は大恐慌になる。

2023年09月22日---中国と米国、貿易摩擦緩和に向けた協議後、金融・経済に関する協議チャンネルを設置。

https://www.scmp.com/economy/china-economy/article/3235751/why-weak-yuan-spurring-retail-gold-rush-china
https://www.scmp.com/economy/china-economy/article/3235448/chinese-investors-scramble-sell-overseas-properties-amid-shaky-economic-conditions
https://www.scmp.com/economy/china-economy/article/3235083/china-keeps-slashing-us-treasury-holdings-will-it-reverse-course-rate-hike-cycle-nears-end
https://www.scmp.com/economy/china-economy/article/3234708/will-china-weaponise-yuan-global-finance-body-throws-cold-water-idea-it-rankles-markets

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