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日本政府が、ミャンマー国軍に協力していることになる。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2022年10月13日に、国際人権団体HRW(Human Rights Watch/ヒューマン・ライツ・ウオッチ)はは2022年10月10日に、日本がミャンマーに供与した旅客船を、ミャンマー国軍が西部ラカイン州での国軍兵士の移動などに使ったことが判明したと声明を発表した。

まずい!〜それでなくても「キリンHDは、ミャンマーから、撤退しない?」と言い出している。

Myanmar/ Military Used Japan-Funded Ships

ミャンマー国軍の輸送に使われた旅客船は「キサパナディ1(Kisapanadi I)」と「キサパナディ3(Kisapanadi III)」。
日本の無償資金協力で2017年から順次、供与された計3隻のうちの2隻である。
船舶の供与は、地域住民の交通の利便性や航行安全の向上が目的とされていた。

HRWによると、ラカイン州政府の運輸大臣が、国軍統制下にある運輸・通信省傘下のIWT(Inland Waterways Transport/内陸水路運輸)の同州での担当部署に対し、ラカイン州都シットウェ―ブティダウン(Rakhine State Capital Sittwe - Buthidaung)間の航行を指示した。
2022年09月14日に100人以上の兵士と物資を輸送したという。

ラカイン州では、国軍と少数民族武装勢力AA(Arakan Army/アラカン軍)との戦闘が激化している。

HRWは、日本から支援目的で供与された船が軍事目的に使われたことで、日本が国軍に加担したことになると批判した。日本政府は、あらゆる外交手段を駆使して国軍に圧力をかけるべきだと主張した。

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