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韓国の現代自動車、2030年にEV200万台販売する目標を発表

アジア経済ニュースNNA ASIAは2023年06月22日に、韓国の自動車大手現代自動車は2023年06月20日に、2030年までに世界市場でEV(Electric Vehicle/電気自動車)を200万台販売する目標を発表した。

目標を達成した場合、全世界での自動車販売に占めるEVの割合は2023年の8%から34%に拡大することになる。

現代自動車社は2022年、2026年に84万台、2030年に187万台のEV販売目標を掲げたが、これを10万台以上引き上げた。

2030年の地域別のEV販売目標は、米国が66万台(全販売台数の53%)、ヨーロッパが51万台(全販売台数の71%)、韓国が24万台(全販売台数の37%)などを掲げている。

現代自動車はEV販売目標の達成に向けて、電動化設備・技術開発などに今後10年間で計109兆4,000億ウォン(約12兆円)を投じる計画で、このうち35兆8,000億ウォンを電動化関連に投じる方針だという。

現代自動車は電動化戦略「現代モーターウエー」も発表した。
2025年までにIMA(Integrated Modular Architecture/統合モジュラーアーキテクチャー)を開発し、次世代のEV専用プラットフォーム(車台)を導入する。

また、国内外で内燃機関車生産ラインのEV生産への転換やEV専用工場の設立を通じて、世界でのEV生産の比率を拡大。EVバッテリーの開発やバッテリー素材の需給安定化も推進する。

■自動運転など次世代事業も促進

さらに、
◇水素(Hydrogen)
◇ADV(Automatic Driving Vehicle/自動運転)
◇ロボット工学(Robotics)
◇AAM(Advanced Air Mobility/次世代空モビリティ)――など次世代事業の推進にも力を入れる方針だという。

全方位、同時推進するには、トヨタのように巨額の投資が必要である。
もし息切れを起こすと、巨額の負債だけが残る。

それでも実現するとなると、大部分を共同開発することになるか、それぞれに株式ファンドを1年決算型か、年2回決算型で、中長期的な信託財産の成長を目指して運用を行うことになる。
いずれにしても、これまでの実績では、大きな賭けになる。

とくに現在は、同様に株式ファンドが林立している中での勝負になる。

https://www.nna.jp/news/2533449?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=club_bn&country=krw&type=5&free=1
https://www.taipeitimes.com/News/biz/archives/2023/06/21/2003801877
https://www.livemint.com/auto-news/hyundai-plans-to-sell-2-million-ev-units-by-2030-to-invest-85-41-billion-11687247812116.html
https://news.abplive.com/business/hyundai-aims-to-sell-2-million-evs-by-2030-to-set-up-new-units-1610594
https://organiser.org/2023/06/21/180022/world/hyundai-raises-2030-electric-vehicle-annual-sales-target-to-2-million/
https://pulsenews.co.kr/view.php?year=2023&no=469099
https://en.yna.co.kr/view/AEN20230620005551320

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