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中国は、新型コロナを風邪か感冒にする気だ。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2022年12月21日に、従来の新型コロナ対策を一層緩和し、中国の複数の地方政府が新型コロナウイルスに感染しても、無症状か軽症であれば出勤を認める措置を始めたと報告した。

さらに、中国政府系投資銀行のCICC(China International Capital Corporation/中国国際金融)は2022年12月20日に、国内線の航空需要が2023年にも新型コロナウイルス流行前の2019年の水準を上回るとの見通しを示した。
しかし、一方で、国際線の回復は2024年にずれ込むと予測した。

つまり、中国は強引に新型コロナウイルス感染を風邪か感冒程度にしようとするが、国際社会は認めていないということである。

航空会社は新型コロナ対策の緩和を受け、積極的に国内線の増便を進めている。

CICCによると、2022年12月15日時点の国内線の運航便数は1日7,350便と、前の週から55.7%増加。2019年同期の64%の水準を回復した。一方で、国際線は週1,065便と19年同期の6.9%にとどまっている。

CICCは、今後も国内線の回復が進み、2024年には有償旅客の輸送距離を示す有償旅客キロ(RPK)が2019年比で30%増になると予測した。国際線のRPKは2024年に2019年と同じ水準になると分析している。

世界で最初にコロナ感染チャートを毎日報告した香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」のチャートは、中国の感染データを停止したままである。

中国のコロナ情報は、一切信用できなくなった。

一般の人は、マスクをして会社に出社し、検査員は、今も白い服の完全防備のまま?

このちぐはぐは、中国の実態を写している。

中国は、国民の健康を無視し始めた。

中国の最高国家主席習近平(习近平/President Xi Jinping)がコロナに感染しないとダメかもしれない。

2022-12-25---COVID急増で、中国政府による漢方薬「連花清瘟」の配布に、国民反発。




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