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オリンピック選手が、パリのセーヌ川に飛び込んだ〜

France24は2023年08月16日に、AP通信からとして、待ちに待ったパリのオリンピックに向けたトライアスロン・テストが、パリのセーヌ川で実施されたと報告いた。

2024年のパリ・オリンピック向けたトライアスロン大会の主催者は2023年08月16日水曜日に、水質悪化のため今月初めに中止となったセーヌ川でのトライアスロンテストについて、選手たちが数日中に泳げる条件が整ったと発表した。

パリオリンピック・パラリンピック代表団のクリストフ・ロサ副総代表(Christophe Rosa, the deputy general delegate of the Paris Olympic and Paralympic delegation)は、「選手たちが特に健康面において完全に安全な状態で競技に臨めるよう、最高のコンディションを保証するため」最新の検査で水質レベルは許容範囲に戻ったと述べた。

このイベントは、今月初めにセーヌ川で開催される予定だったが、大雨のために未処理の廃棄物が溢れ、水質が悪化し、オープンウォータースイミングのワールドカップが開催される基準を下回ってしまったことで、水泳大会が直前になって中止になったことを受けてのものだった。

大会主催者は、2024年には水路の整備が進むだろうと語っている。パリは水管理プロジェクトに多額の予算を投じており、嵐による汚染は少なくなるだろうと関係者は語っている。

本当か〜?!フランス人だよ〜

パリ地方当局のクリストフ・ノエル・デュ・ペイラ参謀長(Christophe Noël du Peyrat, chief of staff of the Paris region)は、「セーヌ川でのこの最初の大会は、セーヌ川を水泳場にするための戦いにおける重要な一歩である。」と述べた。

「通常の天候であれば水質は改善されるが、7月末から8月初めにかけてのような例外的な天候に対応できるようにするためには、2024年に向けてまだ多くの仕事をしなければならない。」と彼は言った。雨量は例年の4倍に達したと彼は強調した。

さらに、パリの地下に巨大な貯水池を建設し、暴風雨の際に余分な水を貯め、未処理のまま河川に流出させることなく、後で処理できるようにする計画もある。

これは、当時の石原慎太郎東京都知事が、世界で初めて実施して、成功させた巨大プロジェクトであった。

それをあのギロチンの血が流れ込んでいたパリで採用するという。

その中には、マクシミリアン・ロベスピエール(Maximilien de Robespierre)や国王ルイ16世(Louis XVI)、マリー・アントワネット(Marie Antoinette)のギロチンもあった。

木曜日から日曜日にかけて、トライアスリートとパラ・トライアスリートがパリの中心部を駆け抜け、19世紀の壮大なアレクサンドル3世橋(Pont Alexandre III)と黄金の彫像の下を泳ぐ。また、シャンゼリゼ通り(Avenue des Champs-Élysées/Les Champs-Élysées)やオルセー美術館(Musée d'Orsay)など、首都パリの一等地をバイクやランで駆け抜けるという、超豪華なレースになる。

男女の個人レースは、スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmのオリンピック標準距離で行われる。

パリ2024組織委員会のスポーツマネージャー、ブリジット・レガレ(Brigitte Légaré, sport manager at the Paris 2024 organization committee)は、この大会はオリンピックに向けたロジスティクスの重要なテストでもあると語った。セーヌ川沿いの安全、計時システム、セキュリティ対策、観客の移動のコントロールが機能していることを確認する場でもある、と彼女は言う。

パリ警察によれば、300人から400人の警官が配置される予定だという。

約800人が招待状を受け取り、スタート・ゴール地点に立つことができる。

19世紀の壮大なアレクサンドル3世橋(Pont Alexandre III)の緯度、経度。
48°51'49.6"N 2°18'48.9"E
または、
48.863775, 2.313569

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https://www.france24.com/en/france/20230816-triathlon-test-for-paris-olympics-to-go-ahead-in-seine-river

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