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中国で人類最古、2400年前の水洗トイレを発見。

Forbes JAPANは2023年04月01日に、イギリスのテクノロジー特化メディア「Wonderfulengineering.com」から翻訳転載といて、2022年の昨年夏、中国の考古学者が、中国陝西省西安市の岳陽遺跡で2400年前の手動水洗トイレを発見した。

この発見は、その古さだけでなく、当時の人々の食生活を明らかにするものとしても重要であると報告している。

このトイレは、中国の古代都市岳陽(古代城市岳阳)の宮殿跡から発見され、戦国時代、秦の第24代公の献公が使用していたと考えられている。このトイレの発見は、古代中国のエリートたちが使用していた高度な配管システムについての研究に貢献する。トイレは比較的複雑な構造をしており、排水口は宮殿の地下にある浄化槽に接続されていた。

古いものにもかかわらず驚くほどよく保存されているこのトイレの様子から、古代中国人の日常生活について知ることができる。

この古代トイレの発見は、近代的な技術が登場する以前から、中国人がいち早く複雑な配管システムを開発していたことを明らかにした。

この発見はまた、人々の食生活を知る手がかりになるかもしれない。

宮殿の地下にある浄化槽には食べ物の残骸が残っている可能性があり、これを分析することで古代中国人の食生活をより深く理解できると考えている。

食品の残骸を調べることで、考古学者は宮殿に住んでいた人々の生活様式や習慣をより詳細に描き出すことが可能となるだろう。

実は、大阪の河内長野の近くの山寺で、日本最古の水洗トイレが見つかっていると、河内長野に住んでいるときに聞いたことがあり、その構造は、トイレの下を谷水が流れるシステムだと聞いた。

これに似たものは、他にも日本にはある。

古代ギリシャにも水洗トイレがあった。

岳阳楼の緯度、経度。
29°22'51.3"N 113°05'55.1"E
または、
29.380906, 113.098650

https://forbesjapan.com/articles/detail/61500
https://wonderfulengineering.com/researchers-have-discovered-the-worlds-oldest-flush-toilet-in-china/
https://www.bbc.com/zhongwen/simp/chinese-news-64800061


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