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インドのヴェーダンタの半導体工場計画、政府の承認待ち。

インドの資源大手ヴェーダンタ(Vedanta)は当初、台湾のEMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、台湾の鴻海科技集団(Hon Hai Technology Group/Foxconn/フォックスコン)と合弁会社を立ち上げて半導体事業を進める方針だった。しかし両社は先に合弁を解消し、それぞれ新たな事業パートナーを模索する方針を示していた。

インドのマスコミは、外国投資家を誘致し、初めてチップを現地で製造させるというモディ首相の野望への打撃となると報告していたが、インドの天然資源大手ヴェーダンタは2023年07月18日、モディ首相の地元西部グジャラート(Gujarat)州で計画する半導体とディスプレー工場の設置について、政府に申請した修正案の承認を待っている状態だと明らかにした。技術パートナーに関して具体的な進展があり、近く発表する意向だという。

モディ首相の野望に沿った承認は、直ぐ出る。

台湾の鴻海科技集団は、単にインドで携帯電話を組み立てたいだけのようである。

新規事業まで、手が回らないのかもしれない。

政府の承認が下り次第、グジャラート州アーメダバード近郊ドレラ(Dholera, near Ahmedabad, Gujarat)で半導体・ディスプレー工場を着工する。同社によると、グジャラート州政府によって既に工場用地が割り当てられている。

ディスプレー事業は台湾液晶パネル大手の群創光電(Inolux/イノラックス)と提携して進める。

新幹線にも近い!港はさらに近い。
日本のチップ・メーカーでも大丈夫だろう。

インドは2023年06月21日に、米国のマイクロン(Nicron)の US$27億の半導体検査工場建設を承認した。

インドのVedanta Groupは2022年12月14日に、日本企業30社と基本合意書交わしている。

インドが動くといえば、どこでも参加する。
それこそが、世界最大人口のインドパワーである。

グジャラート州アーメダバード近郊ドレラ(Dholera, near Ahmedabad, Gujarat)の緯度、経度。
22°14'59.5"N 72°11'36.4"E
又は、
22.249864, 72.193442

2023年08月01日---タミル・ナードゥ州政府は、フォックスコン・鴻海が1,600ルピーを投資して施設を建設すると発表。
2023年07月10日---台湾の鴻海科技集団とインドの資源大手ヴェーダンタの合弁事業解消。

https://kyodonewsprwire.jp/release/202212141187
https://kyodonewsprwire.jp/release/202209206838
https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/05/bad8acdc9ee698b6.html
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2023/0b6bf3e24c232379.html
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/reuters-20230621020.html

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