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ボリス・ジョンソンとナレンドラ・モディ、防衛と貿易について議論。

BBC News電子版は2022年04月22日に、ボリス・ジョンソン(Boris Johnson )は、インドのナレンドラ・モディ首相(Indian counterpart Narendra Modi)と会談し、防衛、エネルギー、貿易関係について議論した。

ジョンソン首相は、10月のディワリ(Diwali in October)前にブレグジット後の自由貿易協定(post-Brexit free trade)に合意することを望んでいると述べた。
しかし、首相はNO10でのリーダーシップとロックダウン政党について、さらなる疑問に直面している。
2022年04月21日木曜日に、国会議員たちは、首相がこの問題で議会を欺いたかどうかについての調査にゴーサインを出した。
政府は国会議員による投票を延期しようとしていた(government had tried to delay the vote by MPs)が、党内からの反対を受け、Uターンした。
首相は今、下院特権委員会(Commons Privileges Committee)による調査に直面しており、この調査は警視庁が集会に関する独自の調査を終えた後に開始される。

https://time-az.com/main/detail/76707

先週、ジョンソンはダウニング街でのイベントでCOVID法を破ったとして罰金を課された。彼は以前、No10では法律は破っていないと国会議員に話していたため、野党から首相が誤解を与えたという非難を受けた。
以前から首相に批判的な保守党議員トビアス・エルウッド(Conservative MP Tobias Ellwood)は、ジョンソンが議員からの不信任投票に直面するかどうかは、「いつ」ではなく「たられば(when not if)」の問題であるとBBCに語った。
国防委員長はまた、ウクライナ戦争が続いている間は指導力が問われるべきではないという首相の盟友からの提案を拒否し、この危機は肝心なところを隠す「イチジク葉(fig-leaf)」として利用されていると述べた。

インドの首都で行われたジョンソンとモディの会談は、COVIDのために遅れていたジョンソンの2日間の訪印の最終日に行われた。
会談に先立ち、ダウニング街は、イギリスがインドへの軍事兵器輸出のライセンス規則を合理化する予定であると発表した。
ジョンソンは、ロシアから購入する兵器の量を減らすために、インドが戦闘機を製造することをイギリスが支援すると述べた。
また、インド洋を含むインド太平洋地域における安全保障協力を強化するとも述べた。
さらに、イギリスの再生可能エネルギー計画の一部である「環境に優しい」水素発電のコスト低減に向けた研究を強化することが約束された。
両首脳はまた、ジョンソが秋の協定締結を目標に掲げている英印貿易協議の最新状況についても協議した。

ジョンソンは今回の訪印で、インドとロシアの関係について問題提起することを約束していた。
イギリスは他の西側諸国とともに、インドに中立の立場を捨て、最大の武器供給国であるモスクワを非難するよう説得を試みてきた。
今月初め、インドはウクライナのブチャ(Bucha)の町での殺害を非難した。

これは、ロシアの侵攻以来、最も強い声明であった。しかし、この暴力行為についてロシアを非難することはせず、2022年02月のロシア侵攻以来、ロシアを直接批判していない。

ジョンソンは、モディとの会談を前に、気候変動や安全保障などの問題でインドと協力することが「極めて重要」であると述べた。

また、「世界は、民主主義を弱体化させ、自由で公正な貿易を妨げ、主権を踏みにじろうとする独裁的な国家からの脅威の高まりに直面している。
「イギリスとインドのパートナーシップは、この荒波の中での道標である。」と述べていた。

しかし、やっぱり、ジョンソンは2022年04月21日木曜日に、ロシアと強い絆で結ばれているインドが、紛争に関してイギリスと「同じ立場ではない。」ことを認めた。

部分的には合意したが、全体では無理だった。

しかし、彼は記者団に対し、「我々が共に取り組むことができる膨大な量」がまだあると語った。

2022-04-18---ボリス・ジョンソン、ナレンドラ・モディに会いにインドへ行く!
2022-04-12---ロンドン警視庁、コロナ規制違反で首相と財務相に罰金。辞任は否定。

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