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アッバス報道官「米国はガザでの戦争を止めるようイスラエルに圧力をかけるべきだ」と語る。

France24のマルク・ペレルマン(Marc Perelman)は2023年10月26日に、イスラエル・ハマス紛争20日目(Day 20 of the Israel-Hamas conflict)のFrance24とのインタビューで、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス報道官(a spokesman for Palestinian Authority President Mahmoud Abbas)は米国のバイデン政権に対し「イスラエルにこの戦争を止めるよう圧力をかける」よう求めた。

ナビル・アブ・ルデイネ(Nabil Abu Rudeineh)はまた、現在の紛争は「我々、イスラエル人、ヨーロッパ人、アメリカ人にとって」中東における「二国家」解決に到達する機会であると述べた。

ナビル・アブ・ルデイネは、ガザでの戦争がヨルダン川西岸だけでなく、より広い地域に広がるのではないかと懸念している。 「危険はここパレスチナだけでなく、この地域にも存在する」と同氏はフランス24に語った。アッバス氏がガザへの人道支援を確保するために即時停戦を求めているのはこのためだと付け加えた。

確かに、米国、イスラエル、ヨーロッパと、アラブ連合、湾岸連合、アジアを含むモスレム連合、新BRICS連合との戦いのようだ。

私がアラブを研究旅行していた時、多くのアラブ諸国でパレスチナが弱腰だから、立ち上がらない。立ち上がればアラブはみんな兄弟だから協力すると言っていた。

今それが、起こっている。

ただし、日本はお得意のどっちつかずで、股裂状態である.

ナビル・アブ・ルデイネはまた、パレスチナ自治政府は「パレスチナ人の土地からの立ち退きや国外追放」は許さないと警告し、これは「越えてはならない一線」だと述べた。

ただし、その一線を守り切れるのか?

何度も一線を超えて、イスラエルは大きくなってきている。

ナビル・アブ・ルデイネはバイデン政権に対し「イスラエルにこの戦争を止めるよう圧力をかける」よう求め、それは「何も」もたらさないと述べた。

戦後、パレスチナ自治政府のガザ支配について米国政権がアッバス首相に打診していることについての質問に対し、アッバスは最近米国との協議はなかったと述べた。
アッバスは、ガザだけでなくヨルダン川西岸や東エルサレムについても「政治的地平」について議論すべきだと付け加えた。

アブー・ルデイネは、現在の紛争は「我々、イスラエル人、ヨーロッパ人、アメリカ人にとって」「二国家」解決に到達する機会であると付け加えた。

トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdoğan)大統領がハマスをテロ集団ではなく、むしろパレスチナの土地の「解放者」とみなしていると発言したことについて問われたナビル・アブ・ルデイネは、「これが彼らの政策だ。」と答えた。ナビル・アブ・ルデイネは続けて、「我々の政策は、PLO(Palestinian Liberation Organization/パレスチナ解放機構)がパレスチナ人民の唯一の代表であるということだ。」と述べた。

アブー・ルデイネは、パレスチナの事実上の首都でもあるラマッラ(Ar-Ramallah.oga رام الله、Rām Allāh)とヨルダン川西岸(Westbank)でパレスチナ指導部に対する不満が高まっていることを否定し、路上での暴力行為はなかったと主張した。 「ラマッラはエルサレム(Jerusalem/アル=クドゥス/al-Quds)やテルアビブ(Tel Aviv/グッシュ・ダン/Gush Da)より安全だ」と彼は主張した。

最後に、パレスチナ自治政府は2023年10月07日のイスラエル民間人に対するハマスの攻撃を非難することに消極的かとの質問に対し、アブ・ルデイネは、パレスチナ自治政府とアラブ諸国は双方の民間人殺害を非難すると述べた。
「民間人の殺害は誰にも認められない」と彼は宣言した。

米国のジョー・バイデン大統領(President Joe Biden)は、停戦は人質の解放後に始まる説いているが、解決しようという意思がないことを宣言しているようなものだ。バイデン大統領の引退が先か?停戦が先か?というべきだろう。

2023年10月25日---トルコ大統領、国連安保理がガザ危機を「深刻化」
2023年10月21日---アラブは兄弟。世界最大の宗教団体モスレムが一つになった。
2023年08月05日---神が住むサウジアラビアでロシアとウクライナの戦争終結に向けた協議が始まる。

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