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日本3大メガバンク。2024年3月期連結決算は、最高益を更新。

こんなところに行けと言ったのは!〜日本経済新聞は2024年5月22日に、日本3大メガバンク。三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)、三井住友FG、みずほFGの2024年03月期連結決算は、純利益の合計が前の期比26%増の3兆1327億円と3メガバンク体制発足後の最高益を更新したと報告した。

「極めて力強い決算だった」。三菱UFJの亀澤宏規社長は2024年5月15日の記者会見で、連結純利益で過去最高を3割更新する1兆4907億円。2025年03月期計画は純利益で1兆5000億円と2期連続で最高益をうかがう。新しい中期経営計画の最終年度にあたる2027年3月期には1兆6000億円以上の純利益を目指す。

ポートフォリオ改善の損失処理の反動がある市場部門を除けば国内事業ではなく海外事業が増益を支える。
国内大企業営業を担うコーポレートバンキング事業本部の本業のもうけを示す営業純益は2027年03月期に2024年03月期比横ばいの想定。4割近くの増益となるGCB(Global Commercial Banking/海外商業銀行部門)と3割近くの増益となるGCIB(Global Corporate and Investment Banking/海外投資銀行部門)がけん引する。

インドのノンバンクやアジアのフィンテック事業者への出資が成長戦略の中核になった。

ただし、米国銀行の純利益はJPモルガン・チェース(JP Morgan Chase)でUS$495億(7兆7300億円)、バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)がUS$265億に達する。三菱UFJのPBR(Price Book-Value Ratio/株価純資産倍率)は0.9〜1倍前後で推移し、1.1倍台のウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)など米国銀行と距離を縮めるが、利益の絶対額はなお差がある。成長戦略は世界の大手金融の一角として存在感を高めるためにも重要であると報告している。

日本3大メガバンクには、まだまだ攻め所が一杯残っている。

米国の銀行は、攻め所が一杯有る。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB201DT0Q4A520C2000000/?n_cid=NMAIL007_20240522_A
https://www.nikkei.com/nkd/company/?scode=8306
https://www.nikkei.com/nkd/company/?scode=8316
https://www.nikkei.com/nkd/company/?scode=8411
https://www.mufg.jp/ir/index.html
https://www.mufg.jp/ir/fs/index.html
https://www.mufg.jp/ir/fs/2023/index.html
https://www.smfg.co.jp/investor/
https://www.smfg.co.jp/investor/financial/latest_statement.html#link2024
https://www.smfg.co.jp/investor/financial/latest_statement/2024_3/2024_fy_01.pdf
https://www.mizuho-fg.co.jp/investors/index.html
https://www.mizuho-fg.co.jp/investors/ir/index.html
https://www.mizuho-fg.co.jp/release/index.html

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