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世界有数の金持ち、バイナンス元CEOのチャンポン・ジャオ、カリフォルニアで懲役4か月の刑期開始。

CoinDesk Japanは2024年06月04日に、世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の創設者である「CZ」ことチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao)は、バイナンスで適切なKYC(Know Your Customer顧客確認)プログラムを実施しなかった罪で、カリフォルニアの連邦刑務所に収容された。今後4か月間そこで過ごすことになる。

何しろ、分からない、知らないで、裁判官を煙に巻いて通してしまった「CZ」
チャンポン・ジャオは、母親、妹、甥、息子に付き添われて出廷した。

カナダ国籍のジャオは、2023年11月にBSA(Bank Secrecy Act/銀行秘密法)違反の罪を認めた。連邦判事は4月にジャオに対し、懲役4か月の刑を言い渡した。これは連邦検察が求刑した3年よりはるかに短い刑期だが、同じ罪でビットメックス(BitMex)の元CEOのアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏など他の暗号資産企業の幹部が科された刑期よりは重い。

ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、ジャオ氏の純資産はUS$365億(約5兆6575億円、1ドル155円換算)で、アメリカで刑務所に入った人物の中で最も裕福だと考えられる。

ジャオは刑期に加え、US$5000万(約77億5000万円)のの罰金も科せられ、バイナンスのCEOを退任することに同意した。ジャオと同時にマネーロンダリングと制裁違反の罪を認めたバイナンスは今年これ以前に、複数の連邦規制当局に対するUS$43億ドル(約6665億円)の罰金の支払いと、独立したコンプライアンス監視担当者を任命することで和解した。

ジャオが受刑者番号88087-510として短期間の刑期を務めるロンパックIIは、カリフォルニア州中央海岸のサンタバーバラ郡にある警備の緩い刑務所だ。連邦刑務所局の記録によると、現在この施設には2160人の受刑者がいる。

早く、ジャオが受刑者番号88087-510をつけた写真が見てみたい。

この刑務所では、一部の受刑者が隣接する農場で農作物を育てたり、牛や馬の世話をしたりしている。刑務所の環境は、今年これ以前に懲役25年の刑を言い渡されたFTXの元CEOサム・バンクマン-フリード(Sam Bankman-Fried)が現在ニューヨークで収容されている、危険で悪名高い施設とは全く対照的だ。

チャンポン・ジャオは、元気になって出獄し、インドに向かうことだろう。

バイナンスが、ムンバイでインドでの営業再開を目指している中、インドのFIU(Financial Intelligence Unit/金融情報局)に登録したとFIU高官が2024年05月10日金曜日に発表した。
手続きをしている間に、4ヶ月が過ぎる。

バイナンスにとっては、BRICs進出のチャンスである。

そして、インドの隣国、マネーロンダリングが合法の国ドバイにも支店を作るかも?

インドとドバイは、米国を抜いて、世界最大の暗号資産(仮想通貨)マーケットになるかも知れない。

4か月後が楽しみ!

それまでに、EthereumのETF(Exchange Traded Fund/上場投資信託)が始まることだろう

今年の年末は、どうなっているのでしょう。

三菱UFJが、暗号資産(仮想通貨)の販売を開始しているかも知れない。

カリフォルニア州中央海岸のサンタバーバラ郡にある警備の緩い刑務所(low-security prison in Santa Barbara County, on California’s central coast.)の緯度、経度。
34°40'38.7"N 120°29'51.4"W
または、
34.677406, -120.497617

2024年05月10日---米国とインドを追い出されたバイナンス、インドの金融監視機関に登録、営業再開を目指す。
2024年05月04日---インドの暗号通貨規制は「HODL(Hold On for Dear Life)」戦略で実現できる。
2024年05月01日---暗号資産企業は最大のマネー・ロンダリング・リスクの1つだった。
2024年05月01日---バイナンスの創業者チャンポン・ジャオ被告、禁錮4カ月。
2024年04月24日---米国の司法省、バイナンス創設者チャオ・チャンペンに懲役3年の実刑を求刑。
2024年02月24日---ドバイ、訪問者数が記録的な中、観光客に5年間の数次ビザを発表。
2023年11月21日---仮想通貨取引所最大手のバイナンスCEOはマネーロンダリングを止めなかった罪を認め、罰金US$40億。
2023年11月20日---バイナンス、複数の犯罪行為を解決するため、US$40億の支払いを求められる。
2023年09月15日---OIL、インドはロシアからUS$1億5000万の支払い分を持ち帰る方法を検討。
2023年09月05日---新世界の秩序はどうなった?
2023年09月05日---インサイド・インド:世界で最も人口の多い国、インドの未来/3回シリーズの第3回目。
2023年09月05日---インサイド・インド:世界で最も人口の多い国、インドの未来/3回シリーズの第2回目。
2023年09月05日---インサイド・インド:世界で最も人口の多い国、インドの未来/3回シリーズの第1回目。
2023年09月04日---中国の最高国家主席習近平、インドで開催されるG20を正式にスキップ。
2023年09月01日---インドの夢!1つの国家。1つの選挙。
2023年08月29日---雨が降ると、桶屋が儲かる。中国が日本水産輸入禁止で、越産大喜び。
2023年08月28日---世界経済の分断がもたらす高いコスト。
2023年08月25日---米国やEU、イギリス、NATO、日本がいない巨大組織誕生。
2023年08月25日---ウクライナ戦争が続けば、 バイデン大統領支持率が高いという危険な結果。
2023年08月24日---BRICSに、6カ国が新規参加。
2023年08月23日---インドの探査機。世界で初めて月の南極付近に着陸。
2023年08月02日---チャイナプラスワンはインドの高みへの野望。
2023年07月28日---インドのモディ首相、世界の半導体メジャーに投資を呼びかけ!
2023年07月13日---Web3における日本の規制の動きは、世界各国の手本となり得るか
2023年07月10日---台湾の鴻海科技集団とインドの資源大手ヴェーダンタの合弁事業解消。
2023年07月03日---ドイツのチップ産業が労働問題に直面。外国人労働者募集中!
2023年06月19日---France24は、モディ首相の米国訪問で、最高のニュースとして日経新聞英語版を採用
2023年06月06日---SEC、未登録のブローカーであると主張し、コインベースを提訴。
2023年05月17日---BRICSプラス:不平等者の平等なパートナーシップ?
2023年05月12日---鴻海、ゲアン省にiPhone生産工場建設か?
2023年05月04日---若い労働力が確保できる旧東ドイツのザクセン州はドイツの半導体の牙城
2023年05月02日---ヨーロッパ域内の生産増強で、€50億を投資し、ドイツで新半導体工場が着工。
2023年05月02日---イギリスのチップ設計会社Arm、米国での超大型株式上場を申請。
2023年04月28日---TSMC、2ナノは予定通り2025年に量産に入る予定。
2023年04月27日---韓国のサムスン電子の2023年1~3月期の連結決算、営業利益が前年同期比95.5%減
2023年04月14日---インテル、ドイツへの€170億の投資額アップを迫られる
2023年04月10日---TSMCの2023年03月売上高、1年5カ月ぶり低さ。
2023年03月31日---台湾の半導体業界団体のTSIA、初の「台湾IC设计产业政策白皮书」を発表。
2023年03月27日---バイナンス、米国金融法違反で訴えられた。
2023年03月23日---ジンバブエの銀行強盗事件とことわざ。
2023年02月13日---TSMCの2023年01月売上高、同月の過去最高。
2022年12月09日---台湾のTSMCの2022年11月売上高、単月の過去最高。
2022年12月09日---台湾のTSMC、3ナノ量産開始。
2022年11月24日---暗号崩壊から学ぶ、新時代のビジネスの評価方法。
2022年11月24日---バイナンス、経営破綻したFTXの余波で苦境の企業を支援。
2022年11月16日---FTXトレーディングの経営破綻で、有名人プロモーターが暗号投資家から提訴された。
2022年11月14日---ソフトバンクグループ、黒字転換でも。穴の開いたポケットを直さないと!
2022年11月14日---また、ソフトバンクの孫正義の懐から、また大金が蒸発した。
2022年10月07日---台湾のTSMCの2022年09月の売上高、過去2番目の高水準。
2022年10月05日---サムスン電子、5年後の2027年に1.4ナノ量産開始。
2022年09月28日---アップル、TSMCのチップ価格の値上げを要求を拒否。
2022年09月21日---アフリカの急速な経済成長は、所得格差を完全に解消していない。
2022年08月23日---台湾の国際半導体製造装置材料協会、人材の就業支援計画を始動。
2022年08月05日---台湾の国際貿易。
2022年07月07日---サファリコム・エチオピア、サービス開始の準備中。
2022年06月29日---超党派イノベーション法の成立で、3社がチップ資金調達の遅延を警告。
2022年06月22日---AI、5G、メタバースが台湾を襲い。半導体人材の不足深刻。
2022年05月31日---日本のデジタル化は経済リバウンドの原動力となり得るか!?
2022年05月31日---台湾のTSMC、世界の特許出願数7万5000件突破。
2022年05月12日---コロナで大混乱の上海、SMICの1Q決算は純益2.8倍。
2022年05月10日---台湾のTSMC、2022年04月売上高、過去最高を更新。
2022年04月25日---AppleがM3 iMacを開発中と関係者が主張‏。
2022年04月14日---台湾のTSMC、年内に、「3ナノ品」の半導体量産を始める。
2022年04月14日---台湾のTSMC、2022年第一四半期の売上高2.1兆円。純利益も最高!
2022年03月15日---米国のインテル、生産能力拡大に330億ユーロ投資し、ドイツに大規模工場設置。
2022年03月15日---チップ・デザイナーArmの断末魔、Nvidiaへの売却失敗で人員削減を計画。
2022年03月07日---ロシアによるウクライナ侵攻で、バイデンが仕掛けたアメリカだけが儲かる戦争ビジネス。
2022年02月22日---米国の半導体大手インテル、向こう2年以内にTSMCの3大顧客?!
2022年02月10日---台湾のTSMCの2022年01月売上高、単月最高を更新。
2022年02月08日---EUが半導体新法を提案、台湾のTSMCとの連携を希望。
2022年01月31日---Beyond Basic Beta Channelの半導体関連銘柄の選択眼。
2022年01月18日---台湾のTSMCは、ウェハー倉庫の自動ハンドリングシステムを開発。
2021年12月02日---台湾の2021年第3四半期ファウンドリー売上高。
2021年11月23日---米国と台湾、チップ供給と「経済的強制力」について協議。
2021年11月20日---北京は台湾を武力で奪うことを急いでいない。
2021年11月08日---台湾のTSMCの21年売上高、US$566億規模か。
2021年11月05日---台湾のUMCの10月売上高。単月過去最高を記録。
2021年10月26日---アップルはM2ができていないのに、TSMCは5ナノ強化版発表!
2021年10月18日---半導体検査事業を手掛ける台湾の閎康科技、名古屋の日本拠点拡充。
2021年10月11日---台湾のTSMC、熊本県に新工場を建設する方針で固まった。
2021年10月06日---中国との緊張関係の中、フランスの上院議員が台湾に戦闘機で到着。
2021年10月06日---やっぱり起こった車載半導体に買いだめの動き。
2021年08月04日---台湾のTSMCの時価総額、テンセント抜きアジア首位!
2021年06月10日---台湾のTSMC、日本で初めて熊本で半導体工場検討。
2021年06月02日---台湾のTSMC、さらに加速!もう誰も追いつけない。
2021年04月14日---台湾に集中で懸念される世界の半導体業界の真っ只中、TSMCで停電発生。
2021年04月12日---台湾の半導体、1年停止で50兆円打撃。
2021年03月24日---台湾の台中・苗栗で、2021年04月06日から水事情信号「赤」に引き上げ!
2020年12月18日---トランプ政権。中国最大のファウンドリー「SMIC」禁輸措置。
2020年11月24日---台湾の半導体4社は、大規模人材募集と、人材争奪戦を勃発。
2020年11月23日---台湾のTSMC、中国の南京工場が拡張、来年月産2万枚に体制。
2020年09月22日---米中ハイテク戦争、半導体をめぐる戦い。
2020年09月21日---台湾のファウンドリー、中国企業から受注急増?チップ戦争勃発!
2020年06月22日---Apple、パソコン用CPUをインテルから、自社開発半導体に変更。
2019年12月19日---米国のIBMと東京大学、「量子コンピューター」で連携。

https://www.coindeskjapan.com/235090/
|原文:Former Binance CEO CZ Begins 4-Month Prison Sentence in California
https://www.coindesk.com/policy/2024/06/03/former-binance-ceo-cz-begins-4-month-prison-sentence-in-california/

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