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イギリスの店舗。2023年に5000店舗減少。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年03月15日に、大手会計事務所PwC(PricewaterhouseCoopers/プライスウォーターハウスクーパース)の調査から、イギリスで減少した店舗数が2023年、約5,000軒に上った。

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州ごとの比較はPwcのページで確認できます。

主要チェーン店が相次いで経営破綻するなど、主要店舗が繁華街から撤退したことが影響したと明らかにした。

調査によると、イギリスでは2023年、9,138軒の店舗が開店し、14,081軒が閉店に追い込まれた。小売大手のウィルコ(Wilko)や文房具のペーパーチェイス(Paperchase)などが経営破綻により店舗を閉鎖したことが響いた。

一方で、新規開店数は2022年の7,903軒から15%増加した。オンライン販売の普及で実店舗の減少が懸念される中、PwCは「単発的な事業失敗やリストラによるもの」と分析。その上で、2024年については「同様の結果にはならないだろう」との楽観的な見通しを示している。

https://europe.nna.jp/news/show/2636453
https://www.pwc.co.uk/industries/retail-consumer/insights/store-openings-and-closures.html

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