北京を140年で最大の集中豪雨が襲った。20人以上が死亡。

2023年8月4日 17:39

Forbes JAPANは2023年08月03日に、Forbes Staffのシラディティヤ・レイ(Siladitya Ray)は、ここ数日、中国の北京を襲った豪雨は、過去140年間で最多の降水量を記録したと中国当局が2023年08月02日に発表したと報告した。

北京気象局(Beijing Meteorological Bureau)によると、中国の首都の降水量は2023年07月29日土曜日以降に累計744.8mmを記録した。

北京気象局は、この雨が、記録を取り始めた1883年07月依頼、最大の降水量をもたらしたと述べている。

同じ地域に上陸した台風4号(タリム/Talim)から10日も経たないうちに中国南東部沿岸を台風5号(トクスリ/Doksuri)が襲い、深刻な洪水を引き起こし、少なくとも20人が死亡、数十人が行方不明となっているという。

首都圏以外では、河北省(rovince of Heibei)で洪水が発生し、12万5000人以上が避難中の涿州市(city of Zhuozhou)で救助活動が行われている。

中国はこれらの2つの台風から立ち直ろうとしているが、間もなく3つ目の台風の6号(カーヌン/Khanun)が中国北東部の海岸に上陸する可能性があるという。

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2023年08月04日に、台風カーヌンと∫が中国の食料安全保障の頭痛の種になった。
中国での猛烈な雨は田畑を浸水させ、農作物に被害を与え、北京の食料安全保障推進と自給率向上への懸念に拍車をかけている。