ウクライナ問題で、フランス大統領とEC委員長が訪中。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年04月04日に、中国外務省は2023年04月03日に、2023年04月05~07日にフランスのエマニュエル・マクロン大統領(French President Emmanuel Macron)とEC(European Commission/欧州委員会)のウルスラ・フォン・デア・ライエン(Ursula von der Leyen)委員長が中国を訪問すると発表した。
マクロン大統領は、ウクライナ侵攻の解決に向け中国に協力を仰ぐ方針で、先にはスペインのペドロ・サンチェス・ペレス・カステホン(Pedro Sánchez Pérez-Castejón)首相も中国を訪れ、中国の最高国家主席習近平(习近平/President Xi Jinping)にウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領(Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy)と会談するよう求めた。
マクロン大統領の顧問は、中国はウクライナ侵攻に即時かつ根本的な影響を与えられる唯一の国で、対話が非常に重要だと説明した。マクロン大統領は中国がロシアを軍事的に支援すれば破滅的だと警鐘を鳴らし、侵攻終結に向けた中期的な道筋を定めることを目指すという。
なお、フォン・デア・ライエン委員長は2023年04月03日に、訪中を前にフランスを訪れ、マクロン大統領と会談し、習主席との合同会談に備えた。
ただし、今までのフォン・デア・ライエン委員長やゼレンスキー大統領の考えでは、全て崩壊する可能性のほうが高いだろう。
とくに、ゼレンスキー大統領がバイデン大統領やEU(European Union/欧州連合)にしたようなことは厳禁で、中国の最高国家主席習近平は口先で騙せる人ではない。
ゼレンスキー大統領は、かなり厳し立場に立たされることだろう。
そうななると、フォン・デア・ライエン委員長の出身国ドイツは壊滅的な立場になる。
両氏が、かなり考え方を譲歩しないと、中国の最高国家主席習近平は全て拒否するだろう。
このような時の中国の最高国家主席習近平という立場は、強烈である。
もしかすると、ゼレンスキー大統領のウクライナ出国が条件かもしれない。
中国の最高国家主席習近平は、ゼレンスキー大統領の戯言で動く人ではない。
ウクライナ戦争を終わらせるときがきた。
そこには、バイデン大統領は不要である。
一方、サンチェス首相は中国訪問中の2023年03月31日に主席と会談した。クリミア併合前の領土回復を求めるウクライナの提案を支持しながらも、中国が先に提案した和平案のうち、「核兵器の使用と脅しの拒絶」と「領土の一体性の尊重」の2点について評価した。
なお、スペインは今回、アーモンドと柿の中国への輸出を可能とする協定で合意した。また、中国人観光客へのビザ(査証)発給促進を目指し、スペインで今夏に二国間観光フォーラムを開催する。
2023年03月19日---プーチンは習近平の予測不可能なパートナーであることを証明し、各国は絆を深める。
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