アメリカの大学卒業生は非卒業生よりもはるかに長生きする。そして格差は広がっていく。

イギリスの経済誌「The Economist(エコノミスト)」は2023年10月02日に、過去20年間のアメリカの経済実績は目覚ましく、他の裕福な国を上回っている。 健康度の尺度、つまり人々の寿命はそれほど印象的ではない。

2人のプリンストン大学の経済学者(two economists at Princeton University)アン・ケース(Anne Case)とアンガス・ディートン(Angus Deaton)による研究がその好例である。

彼らの最新の研究によると、アメリカでは学位を持った人と持たない人の平均余命の間には、大きな差があり、その差が広がっていることが分かった。

2021年の25歳時点で、4年制大学の学位を持たないアメリカ人(成人人口の約3分の2)は、学位を持っている人より平均寿命が約10年短くなることが予想されている。1992年にはその差は3分の1であった。 (図 1 を参照)。

大学院まで行った者は、さらに長生きするのだろうか？

米国では、長生きが絶対的なようだが、私は違う。

「The Economist(エコノミスト)」は2023年09月28日に、若者の間で大腸がんが増加していると報告している。
イギリスの教師からジャーナリストに転身したデイム・デボラ・ジェイムズ(Dame Deborah James)が大腸がんと診断されたとき、彼女はまだ35歳だった。
彼女は、この病気とともに生きた自分の人生を記録し、大腸がんの研究と啓発のために£1,100万(US$1,370万)以上の寄付金を集めた後、6年も経たない2022年に亡くなった。その若さでの彼女の死は多くの人に衝撃を与えました。
しかし、データによれば、彼女のようなケースがより一般的になりつつあることが示唆されている（図1を参照）。

私の妹は4歳の息子と2歳の娘を抱え、主人を大腸がんで亡くした。
私は、妹婿の発癌から死まで付き合い。その後も付き合っている。

https://www.economist.com/graphic-detail/2023/10/02/americas-university-graduates-live-much-longer-than-non-graduates
https://www.economist.com/graphic-detail/2023/09/28/bowel-cancer-is-rising-among-young-people