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KDDIのネットワーク障害。内閣にまで激震!

携帯電話の世界標準になったヨーロッパのGSMAが、最新情報を配信している「Mobile World Live」は2022年07月04日に、日本の通信事業者であるKDDIは、ネットワーク障害により日本中の顧客が音声およびデータサービスに苦労していたことを謝罪し、問題が2日後にほぼ解決したことを報告した。

KDDIは、は2022年07月02日未明に発生した設備障害により、VoLTEスイッチボードに輻輳が生じたと報告した。

KDDIは一連の顧客向け最新情報の中で、現地時間2022年07月03日午前11時に西日本でデータ接続を回復し、その6時間後に東日本でスイッチオンになったと述べている。

https://time-az.com/main/detail/77229

2022年07月04日午後3時までに、KDDIは、さらなるネットワークテストを行っている間、「フロー制御」が行われたため、ユーザーに音声通話が困難な場合があると述べたが、2時間後、サービスは「ほぼ全国的に回復」したと報告し、まだ苦しんでいる人は自分のデバイスをリセットするよう助言している。

通信事業者は、障害発生中、さまざまなソーシャルメディアチャンネルで繰り返し問題を謝罪していた。
謝罪したら、つながるわけもない。

日経アジアは、通信サービスに加え、気象データ通信、コネクテッドカー・アプリケーション、宅配便などにも大きな問題が発生したと報じている。

日経アジアはまた、この問題が政治家の怒りを買い、首相官邸の木原誠二内閣官房副長官がKDDIに詳細な説明を求め、保証問題にまで言及し、金子恭之総務大臣が2022年07月05日の閣議後記者会見において、2022年07月02日未明に発生したKDDI/沖縄セルラー電話の携帯電話サービスに生じた大規模な通信障害について、「国民の日常生活や社会経済活動に必要不可欠な携帯電話サービスが2日以上にわたり利用困難になったことは改めて大変遺憾に思う」と述べ、「利用者への周知、広報については利用者目線で見て、両社が通信事業者としての責任を十分に果たしたとはいえない」との見解を示した。

KDDI史上最大規模の通信障害となった。

障害の規模はKDDIから十分に報告されていないが、ロイターは約4000万人のユーザーが影響を受けたと推定している。

この情報は、世界標準になったヨーロッパのGSMAが配信したことから、世界中でKDDIの評判が落ちた。

最後の株価の下落は、謝罪態度が評価されたようだ。

KDDIの前身KDDの初代社長が収賄罪で逮捕される前、ヨーロッパを巡礼しているときにお会いした。

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