ドイツのVWソフトウエア部門、中国企業と合弁設立。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年04月14日に、ドイツの自動車大手VW(VolksWagen/フォルクスワーゲン)は2023年04月13日に、ソフトウエア部門カリアド(Cariad)が、中国のテクノロジー企業サンダーソフト(Thander Software Tech/中科創達軟件科技)と合弁会社を設立すると発表した。
車両のコネクティビティーやインフォテインメント(Infortainment/情報娯楽)システムの中国市場向けソフトウエアを開発する。
合弁会社の出資比率はVWが49%、サンダーソフトが51%。新会社には€1,100万を投資し、開発したソフトウエアの知的財産は全てVWがサンダーソフトと共同保有する。
カリアドが2022年10月に中国の自動運転車向けAI(Artificial Intelligence/人工知能)チップを手がける地平線機器人(Horizon Robotics)と設立した合弁会社では、VW側の出資比率が60%と過半数を握っていた。
カリアドは独自のインフォテインメント・ソフトウエアなどを開発し、当初は高級スポーツカー部門ポルシェと高級車部門アウディに導入するが、その後は中国を含めたVWグループ全体で展開する。新会社が開発する機能はこれに追加するもので、インフォテイメントシステムや他のデバイスとの接続のほか、コックピット内のソフトウエアやデジタル機能などで中国市場の高い要求に応える。VWの中国事業のラルフ・ブランドシュテッター(Ralf Brandstätter)会長兼最高経営責任者(CEO)は「中国の顧客のニーズが、戦略的取り組みの中心となっている。」と述べている。
しかし、それは同時にドイツのVWが結果的に、HUAWEIに買い取られることになる。
そして、今度は気球ではなく、VWが人民軍のスパイカーとして全世界で情報を集め、リアルタイムに中国に配信される。
https://europe.nna.jp/news/show/2507590
https://www.reuters.com/markets/deals/volkswagens-cariad-establish-jv-with-chinas-thundersoft-2023-04-13/
https://europe.autonews.com/automakers/vws-cariad-thundersoft-partner-connectivity-infotainment
https://www.asiabusinessoutlook.com/news/volkswagen-software-division-and-china-s-thundersoft-announce-joint-venture-to-boost-chinese-infrastructure-nwid-3087.html