慢性的に赤字の故障空港BER---ベルリン・ブランデンブルク空港
世界最大の統計調査データプラットフォームでドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のレネ・ボックシュ(René Bocksch)の報告として、カタリーナ・ブッフホルツ(Katharina Buchholz)、マティアス・ブラント(Mathias Brandt)、フラウケ・スール(Frauke Suhr)の報告と共に2023年03月10日に、BER(Hauptstadt-Flughafen Berlin-Brandenburg/首都ベルリン・ブランデンブルク空港)は、建設開始以来、たびたびネガティブな見出しを掲げてきた。
多くの建設ミスと空港コストの極端な計算ミスが原因で、故障空港(Pannenflughafen)の称号を与えられている。財政面でも、この空港は運営者に不安を与えるだけである。
私も何度か記事にした。私が利用したベルリンの空港は、ナチスの空港として有名で、ベルリンが孤立した時に空輸で荷物を届けたことでも知られるテンペルホフ(Tempelhof)空港。モスクワからアエロフロートで到着した東ドイツ時代の空港であった。
Statistaの企業データのグラフが示すように、FBB(Flughafen Berlin Brandenburg GmbH)は10年間赤字が続いている。2011年以降の累積損失は約€27億にのぼる。
最大の財務上の穴は、コロナの流行によりわずかなフライト移動しか行われなかった2020年の開港年であった。
現在、同空港の旅客数はドイツで3番目に多いものの、監査役会によると、おそらく2034年まで年間収支がプラスになることはないだろう。
そのため、空港運営会社は、BERの建設計画を上回る約€36億の資金投入を要求している。
BERで起きた数々の大事故のため、ベルリン下院ではすでに2つの調査委員会が設置されている。
現在、ブランデンブルク州議会でも、この建設について調査が行われている。証人には、元大臣でSPDのマティアス・プラツェック(Matthias Platzeck)と元空港コーディネーターのライナー・ブレットシュナイダー(Rainer Bretschneider)が含まれてい。
BER(Hauptstadt-Flughafen Berlin-Brandenburg/首都ベルリン・ブランデンブルク空港)の緯度、経度。
52°21'53.6"N 13°30'02.4"E
または、
52.364900, 13.500661
https://de.statista.com/infografik/29470/jahresergebnis-der-flughafen-berlin-brandenburg-gmbh/
https://de.statista.com/infografik/23340/historische-unterfangen-ber-bauzeit/
https://de.statista.com/infografik/23317/der-flughafen-berlin-brandenburg-in-zahlen/
https://de.statista.com/infografik/12080/kosten-von-grossbauprojekten-in-deutschland/
https://de.statista.com/infografik/9233/die-groessten-aergernisse-am-flughafen-ber/
https://de.statista.com/statistik/daten/studie/1185137/umfrage/zahlen-zu-baufehlern-am-flughafen-ber-berlin-brandenburg/
https://de.statista.com/infografik/23153/kostenentwicklung-des-flughafen-ber/
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