見出し画像

100年の時を経てパリ・セーヌ川での遊泳解禁。

Forbes JAPANは2023年07月28日に、Forbesスタッフの(Julaiza Alvarez)は、パリは2024年のオリンピック開催に向け、数年にわたる大規模な清掃活動を経て、100年ぶりにセーヌ川での遊泳を許可する予定だと報告した。

過度の水質汚染により、パリは1923年にこの川での遊泳を禁止したが、2025年には一般公開の再開が予定されている。

地元の人々は川の3つの地域「ブラス・マリー(Bras Marie)」「ブルー・ドゥ・グルネル(Bras de Grenelle)」「ベルシー(Bercy)」で泳ぐことが許されるという。

2018年に、フランスは現在および将来の河川が直面する課題に対処するために、US$16億(約2244億円)の復元プロジェクトを開始した。これには、下水処理場の再建、定期的な水質検査などが含まれている。

もちろんだ。パリの下水は中世から悪評であった。
セイヌ川畔でのギロチンの話題も忘れられない。

中世のパリを描いた小説を読むと、セイヌ川の悪評しかない。それでも泳いでいた。

また、スイス人建築家ル・コルビュジエが手がけた唯一の船「アジール・フロッタン」が、現在パリのセーヌ川に沈んでいること、そして、それを再び浮上させる計画が進行中であることは、一般的にはあまり知られていない。

Forbes JAPANは2019年11月13日に、スイス人建築家ル・コルビュジエ(Le Corbusier/1887 - 1965)が手がけた唯一の船「アジール・フロッタン(Asile Flottant)」が、現在もパリのセーヌ川に沈んでいること、そして、それを再び浮上させる計画が進行中であることは、一般的にはあまり知られていないと報告した。

世界恐慌の年、1929年に難民救済のための避難船として活躍をしていた船は、なぜセーヌ川に沈んでしまったのか?

そして、この船を再び浮上させる「アジール・フロッタン復活プロジェクト」に、なぜ日本人建築家の遠藤秀平が関わっているのか?

2019年09月19日に、パリ・セーヌ川で「フライング・タクシー」の試運転が行われ、そのようすがビデオで世界中に配信された。2020年春の実用化を目指していた。

私の浅草の友人が生きていたら、ロンドンの2階建バスに続いて、パリの「フライング・タクシー」を持ってくるということだろう。

彼は、ネパールのフランス大使館に亡命すると言い出し、許可まで受けていた。

浅草観光連盟は、ぜひテスト用に、2〜3台採用すべきだろう。

観光の目玉になる。

または、アサヒビールの送迎用に採用したり、アサヒビール本社ビルから、東京スカイツリーまでのツアーも可能である。

パリでは、2020年春に開始される可能性があるというので、その頃までに法的手続きは可能だろう。
今から、フランスのスタートアップ企業SeaBubblesと接触すべきかもしれない。

浅草とパリ、東京スカイツリーとエッフェル!絶妙のバランスである。

リキシャと、フライング・タクシー!

2024年7月26日、オリンピックの開会式は、これまで使われて来た伝統的なスタジアム会場ではなく、セーヌ川で行われる。

開会式には、多くの一般市民が無料で参加できる。何十万人もの観客がこのお祭りを楽しむと予想されている。

濁って汚染された河川を徐々に復活させようとしているのはパリが初めてではない。ニューヨークでは、ハドソン川が独自の長い修復プロセスを進行中で、米国時間8月13日からはイギリスの遠泳選手ルイス・ピュー(Lewis Pugh)が、全長315マイル(約507km)の水路を泳ぎ切る予定だという。彼はこの旅が、どんなに汚れた川でも意味のある復活を遂げることができることを示せると信じている。

しかし、オランダのアムステルダムの運河は、無理だろう。

2023年07月16日---ヨーロッパ各地で猛暑。ドイツの公園やプール、パリのセーヌ川畔では若い女性がトップレスだろう。
2022年08月05日---フランスのセーヌ川で、シロイルカが目撃され、救助計画を検討中。
2019年11月13日---セーヌ川に沈んだ「動くコルビュジエ」 日本人建築家が見出した可能性
2019年09月17日---パリ・セーヌ川を滑るように走る「フライング・タクシー」登場。
2017年09月22日---パリのセーヌ川で、気候変動の抑制訴え、「デモサーファー」登場!
2017年08月31日---パリの森林公園「バンセンヌの森(Bois de Vincennes)」で、期間限定の「ヌーディストエリア」開設。
2016年12月19日---パリのセーヌ川を人のエネルギーで巡航するナビゲーション・ジム。
2016年11月05日---地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」祝い「緑」のパリ…エッフェル塔、凱旋門も
2016年11月04日---日本は、パリ協定発効日に批准が間に合わない失態!
2016年09月26日---パリは、裸になりたい人のスペースとして、公式ヌーディスト公園を承認。
2016年07月08日---パリは2,000回目の誕生日を祝福。
2016年06月03日---セーヌ川氾濫で、ルーブル美術館休館。収蔵品を避難!
2016年03月11日---パリは、1910年のような大洪水にも対応できるようにしている。
2016年01月08日---パリで大規模な運河清掃、大量の魚がお引っ越し
2015年09月27日---パリも都市センター全体で車の無いオール・ブルー・スカイを実施!
1887年10月06日---スイス生まれのフランス人建築家ル・コルビジエが生まれた。

https://forbesjapan.com/articles/detail/64902
https://www.forbes.com/sites/julaizaalvarez/2023/07/26/hundred-years-in-the-making-paris-allowing-swimming-in-river-seine-after-century-long-ban/?sh=6acd91c681fe
https://www.nytimes.com/2023/07/19/nyregion/hudson-river-swim-lewis-pugh.html

Paris 2024 Innovation: The unique Seine river Opening Ceremony unveiled (Olympics)
https://olympics.com/en/news/whats-new-paris-2024-opening-ceremony

Paris to reopen Seine for public swimming after century-long ban (The National News)
https://www.thenationalnews.com/world/europe/2023/07/10/paris-to-reopen-seine-for-public-swimming-after-century-long-ban/

Paris to bring back swimming in River Seine after 100 years (CNN)
https://www.cnn.com/2023/07/26/sport/paris-seine-river-swimming-spt-scli-intl/index.html

After 100 years, Paris says it will again allow swimming in the River Seine (NPR)
https://www.npr.org/2023/07/26/1190123421/after-100-years-paris-says-it-will-again-allow-swimming-in-the-river-seine

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?