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お金で幸せになれるのか?

世界最大の統計調査データプラットフォームでドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)でSenior Datenredakteur(シニアデータ編集者)のマティアス・ヤンソン(Matthias Janson)の報告として、レネ・ボックシュ(René Bocksch)、ンフォグラフィクスのヘッドであるのマティアス・ブラント(Mathias Brandt)の報告と共に2023年04月12日に、お金が人を幸せにするかどうかという問いは、お金という決済手段が存在する限り、人類を悩ませてきたと思われる。

言い換えれば、お金で幸せは買えるか?

Statistaのグラフは、その答えに近づこうとするものである。

データベースは、世界幸福度指数で各国が達成したポイント(図のX軸)と、各国の一人当たり国内総生産(図のY軸)である。

緑色の点と赤色の傾向線が示すように、両者の間には相関関係(統計的関係)がある。

一人当たりのGDPが高い国ほど、世界幸福度指数でより多くのポイントを獲得する傾向がある。

相関関係は0.69という値に達しており、強い相関関係があることを表している。

しかし、個々の事例では、乖離や異常値が存在する。

例えば、香港の一人当たりGDPはUS$49,700と比較的高いが、幸福度指数のスコアは5.31と比較的低くなっている。幸福度指数のスコアが似ている国の多くは、一人当たりのGDPがUS$10,000以下しかない。

そして、ルクセンブルクは一人当たりGDPが最も高い(約US$128,000)が、幸福度指数ランキングでは9位にとどまっている。

一方、フィンランドは、一人当たりGDPが約US$5万1,000で、幸福度指数ランキングのトップに立っている。

アフガニスタンは幸福度指数では最下位だがが、GDP/人民元では他の5カ国に劣っている。

「世界幸福度報告書2023(World Happiness Report 2023)」は、米国ギャラップ研究所(Instituts Gallup in den USA)の調査に基づいて毎年作成される137カ国の国民幸福度のランキングを収録したものである。

社会的支援、所得、健康、自由、寛大さ、汚職のなさの6つの主要な要素を測定している。

過去3年間のデータも評価に含まれる。
GDP(Gross Domestic Product/国内総生産)とは、ある年に最終消費のために国境内で生産されたすべての財とサービスの総価値である。

その国の経済力を示す重要な指標とされている。一人当たりGDPは、各国の住民数で割って算出する。

https://de.statista.com/infografik/29704/laender-nach-punkten-beim-world-happiness-index-und-bip-pro-kopf/
https://de.statista.com/infografik/29618/wo-sich-paare-kennengelernt-haben/
https://de.statista.com/infografik/29140/chinesische-tierkreiszeichen-und-zugehoerige-geburtsjahre/
https://de.statista.com/infografik/27689/umfrage-zur-nutzung-von-carsharing-ueber-websites-und-apps/
https://de.statista.com/infografik/27018/anteil-der-befragten-fuer-die-eine-gute-zeit-haben-zu-den-wichtigsten-sachen-im-leben-zaehlt/
https://de.statista.com/infografik/24955/anteil-der-befragten-die-sich-in-folgenden-kategorien-luxusartikel-kaufen/
https://worldhappiness.report
https://resources.unsdsn.org/world-happiness-report-2023
https://happiness-report.s3.amazonaws.com/2023/WHR+23.pdf

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