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日本と東南アジアで決済代行Opn、カード発行事業を開始

アジア経済ニュースNNA ASIAは2023年06月15日に、日本と東南アジアで決済代行サービスなどを展開するフィンテック(ITを活用した金融サービス)企業OPNホールディングス(OPN Holdings/商号Opn/旧ブランド名SYNQA、東京都中央区)は2023年06月14日に、タイでイシュイング(カード発行)事業を開始したと発表した。

OPNはインターネット通販サイトの運営会社や金融機関、ノンバンクといった顧客企業に、電子ウォレット技術、カード発行のAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェ―ス)を提供している。

顧客企業はOPNの技術とAPIを使用することで迅速にカードが発行できるほか、自社ブランドのカードをカスタマイズすることができる。具体的には、キャッシュバックやポイントプログラムといった、ロイヤルティープログラムの追加などが可能だという。

OPNはタイで、クラウドを通じて銀行サービスを提供する「バンキング・アズ・ア・サービス(BaaS)」の拡充を進めており、イシュイング事業はアクワイアリング(加盟店契約)事業に続く取り組みとなる。

タイでのアクワイアリング事業は2022年12月、ジェーシービー(JCB)の海外業務子会社ジェーシービー・インターナショナルとの提携を通じて開始した。タイ国内では、JCBの加盟店獲得業務を行っている。

OPNによるとタイのクレジットカード保有率は23%と低い。

エズラ・ドン・ハリンスット(Ezra Don Harinsut,)共同創業者兼社長は、同社のイシュイング事業によって「タイの消費者がこれまでアクセスできなかった金融サービスを享受できるようになる」などと述べている。

OPNは2023年02月22日に、トナムのハノイに新たな開発拠点を設置し、稼働を開始いたと報告している。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000084007.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000084007.html
https://www.opn.ooo/jp-ja/products/card-issuing/

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